オリンピック選手のスケート、見てると気持ちいいくらい速く進みますね~
各スケート競技の選手たちは、時速どれくらいの速さで滑るのでしょう?
更に気圧とスピードスケートの関係とは?
もくじ
オリンピックスケート選手の時速はどれくらい?
スケートって言っても、スピードスケート、ショートトラックのスピードスケート、フィギュアスケートとありますよね。
それぞれの競技で、オリンピックで競技する選手たちは、どれくらいのスピードで滑っているのでしょう?
スピードスケート
女子スピードスケート1000mの結果からスピードを計算してみます。
金メダルのヨリン・テルモルスのタイムは、1分13.56秒。
タイムからスピードを計算すると、48.93km/時間
銀メダルをとった小平奈緒選手は、タイム1分13.82秒だったので
スピードは、48.76km/時間
銅メダルを取った高木美帆選手は、タイムは1分13.98秒だったので
スピードは、48.66km/時間
要するに時速50km弱ってことです。
生身の人間が!時速50kmで!
因みに小平奈緒選手は、2017年12月10日にソルトレイクシティで、1分12.09秒 を出しているので、その時のスピードは、時速49.93km!
では男子は・・・ってまだ平昌オリンピックの男子スピードスケート1000mの結果はまだ出ていなかったので、世界記録を見てみます。
2009年にアメリカのシャーニー・デービス選手が出した記録は、1分06.42秒。
スピードを計算すると、時速54.20km!
やっぱり男子、速いですねー
ここまで速いと、どうすれば止まれるんだろう?くらいな感想しか出てきません!
ショートトラック
ショートトラックも1000mで見てみます。
何と言ってもショートトラックですからね!
カーブが多い分、タイムも遅くなるはず・・・
ショートトラック1000mの世界記録は、平昌オリンピックで出ています。
カナダのシャルル・アメラン選手が、タイム1分23.407秒を出しました!
スピードを計算すると、時速43.16km!
やっぱり直線が少ないから、ショートトラックの方がゆっくりですねって言うほど遅くなくて驚きました。
ショートトラックって1週111.12mしかないんですよ。
小さいトラックですね!
見ているこっちが目が回りそうです!!!
フィギュアスケート
フィギュアスケートは・・・スピードを計測しているわけではないので正確な値ではありませんが・・・
風を切って「今速そうだなー」って時で、時速30kmくらい出ているそうです!
昔、普通の自転車を思いっきり漕いで、原付きに乗ってる友人に速度を測ってもらったら、とりあえず30kmは出ていました。
かなり速いです!笑
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スピードスケートは気圧で速さが変わる?
スピードスケートの小平選手が、インタビューで「気圧が低かったんで、良いかな」と言っていたのが気になりました!
気圧が低いってことは、その分空気抵抗も少なくなりそうだけど、そんなに関係するでしょうか!?
どうやら標高が上がるとスピードスケートのタイムは上がるようですよ!
標高が100m上がると、気圧が11hPaくらい下がるのです。
気圧が11hPaくらい下がれば、スピードスケート500mだと、0.1秒タイムが速くなるというのです!
だから、スピードスケートの競技場の標高が高いと、世界記録が出やすいというわけです。
ただし、気圧の低さはどの選手にも恩恵があるわけなので、どの選手が得っていうのはないですね。
ただ単に、自己ベストが出やすいってことでしょうね。
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最後に
私は「リハビリ?」って尋ねられるくらい、スケートのスピードが遅いのですが、世界レベルの人たちのスケートは、見ていて気持ちがいいし、面白いです♪
どの選手も、根性や気持ちだけじゃなくて、スポーツ科学だけじゃなくて、気圧など、ちゃんと理論も勉強して世界一を目指してるんですね。
まだまだ、平昌オリンピックの競技は続きます。
どの選手もがんばれー!!!