暑い夏、エアコン代を少しでも節約したい!でも涼しく過ごしたい!
その夢、ハッカ油で叶います。
今回は、なぜハッカ油は涼しくなるのかや、エアコンを使わずにハッカ油で涼をとる方法を紹介します。
涼しいついでに虫除けや、かゆみ止めまでしてくれるハッカ油を使って、今年の夏は快適に過ごしましょう!
もくじ
ハッカ油はなぜ涼しくなるの?
ハッカは全世界に広く分布するシソ科のハーブです。ミントも同じ種類です。
葉を揉むと清涼感のある香りがしますね。
ハッカ(ミント)は古代ギリシア時代から栽培され、スパイスとして食用で利用したり、薬として利用されてきました。
日本では江戸時代には既に栽培されて、目のかゆみ止めや、タバコに混ぜたりして使われたそうです。
どれもハッカに含まれるメントールを利用した使い方ですね。
このメントールは、肌に触れると冷たく感じます。
これは肌の”冷たさを感じるところ”を刺激するために、清涼感や冷たさを感じるのです。
実際に体温が下がっているわけではないですよ。
他には、消炎鎮痛効果もあり痒みも和らげるため、かゆみ止めの薬にも利用されています。
更にメントールを虫が嫌うことを利用して、虫よけ剤にも使われます。
ハッカ(ミント)って、なんて幅広く役に立つんでしょう!
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エアコンを使わずハッカ油で涼を取る方法
では、出来るだけエアコンを使わずに涼しくなるハッカ油スプレーの作り方を説明します。
ハッカ油スプレー
- スプレーボトル・・・素材はポリスチレン(PS)以外
- ハッカ油・・・・・・5~10適くらい
- 無水エタノール・・・約10ml
- 水・・・・・・・・・約90ml
作り方は
以上!
暑くてたまらない時に、首のうしろや関節の内側にスプレーすると、スースーして涼しく過ごせますよ。
では次に、ハッカ油スプレーの注意点をお話します!
注意すること
スプレーボトルについて
ハッカ油に含まれる成分・リモネンはポリスチレン(PS)を溶かしてしまいます。
スプレーボトルを選ぶ時は、デザインだけではなく素材にも注意して下さい。
ガラス製ならまず問題ないし、ポリプロピレン(PP), ポリエチレン(PE)でも大丈夫です。
できれば遮光タイプのボトルが良いですが、遮光性がなくても
- 少量作って、すぐ使い切る。
- 暗いところに保管する。
など気をつければ、透明スプレーボトルでも大丈夫です。
無水エタノールについて
無水エタノールは、油であるハッカ油と水を混ぜるために使います。
ハッカ油スプレーを使う際に、毎回ボトルを振って混ぜるのが面倒でないなら使わなくても大丈夫です。
ハッカ油について
ハッカ油は、ドラッグストアや通販で簡単に手に入ります。
20mlで500円くらいで買えます。1本買えば、ひと夏もつと思います。(一人で使う場合)
水について
ハッカ油スプレーに使う水は、ドラッグストアで買える(100円/500mlくらい)ものを使えば間違いないです。
水道水は、含まれている成分とハッカ油の成分が反応して良くないと言う人もいますが、私は大丈夫でした。
お肌の強さに自信があれば、水道水で作るのもアリです。
熱中症について
ハッカ油で涼しく感じるヒンヤリ感は、実際に温度を下げて涼しくしているのではありません。
涼しく感じるかって水分を取らずにいると、熱中症になる可能性があります。
室温をチェックしたり、意識して水分をこまめに摂取しましょう。
ペットについて
ハッカ油に含まれる成分が、猫やフェレットにとっては毒だと言われています。
肉食の猫ちゃん達の特徴で、ハッカ油の成分を肝臓で分解できないのだそうです。
肌荒れ、傷について
間違って濃い濃度で肌につけると、猛暑なのに凍えるように寒くなるし、肌がかぶれるかもしれません。ハッカ油濃度は少なめから初めて下さい。
痒くてかきむしった後の肌にスプレーすると、傷にしみてとっても痛いので要注意です。
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ハッカ油は虫除け効果もある!
ハッカ油は虫が嫌がる香りです。
だから、暑さ対策でハッカ油スプレーを使っていると、”虫除け効果もある”という嬉しいおまけ付きです!
蚊よけに網戸にスプレーしても良いし、生ゴミにスプレーしても良いですね。
ただし、殺虫剤ではないので効き目が穏やかで、絶対虫に刺されないというわけではありません。
最後に
なぜハッカ油で涼しさを感じるのか、ハッカ油スプレーの作り方や使い方、注意点をお伝えしました。
ハッカ油は、いきなり濃い濃度で使わず、あなたのお肌の様子を見ながら量を調節すると良いですよ。
夏の暑さ対策にハッカ油を使えば、エアコン無しで済む日も増えるはずです。
今年の夏の電気代が楽しみですよ♪
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