毎年ハッカ油を使い倒しておりますが
今年はハッカ油だけではなく、ハッカ脳も購入してみました!
- ハッカ脳って何なのか
- ハッカ油とどちらがお得なのか
- ハッカ脳の使い方
など紹介します。
買おうかどうしようか迷っている方、ぜひ参考にして下さい。
もくじ
ハッカ脳って何?お値段は?
ハッカ脳とは、ハッカ(L‐メントール)の結晶のことで、クリスタルのようにキレイな無色透明な結晶です。
いわゆる「ハッカ油」のメントール成分の結晶なので
普通のハッカ脳の成分は、99%メントールです。
少量なら食べても大丈夫な食品添加物でもあります。
ハッカ脳の作り方は、ハッカ油(精油)をじっくり冷やして結晶化させたもの。
そう聞くと、とても貴重で高価なものなのではないか、と思うかもしれませんが、意外とお手頃価格なんです。
↑こちらは、100g入で、1380円
もう少し安いハッカ脳が、製薬会社の昭栄薬品さんから出てます!⇩
私は2年前にSUUUのハッカ脳を買って、まだ残ってるので昭栄薬品さんのは買ったことないです。
SUUUのハッカ脳を使ってみた感想ですが・・・
普通に満足してます!
ハッカ油の相場の価格は、20mlで600円弱。
20mlの単位は容積ですが、ハッカ油は水より軽いし、メントール30%以上の濃度です。
一方、ハッカ脳のメントール濃度は、ほぼ100%!
だから100gのハッカ脳を1,380円で買う方が、断然お得ですね!
そんなお得なハッカ脳の用途は・・・
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ハッカ脳の用途
ハッカ脳の用途、つまりメントールの用途は
- 芳香剤として
- お掃除・雑巾がけに
- 虫除けに(ゴキブリ・蚊が嫌がる)
- 暑さ対策のハッカスプレー
- 入浴剤として
- シャンプーやボディソープに入れて爽快に
ワセリンや馬油に混ぜて、虫刺されの薬としても使えます。(個人の責任でお願いします。)
でもハッカ脳は結晶です。固体なわけなので、どうやって使うのでしょう?
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ハッカ脳の使い方
ハッカ脳の使い方は大きく分けて二通りです。
ハッカ脳をそのまま使う
ハッカ脳は無色透明な結晶で、見た目はまるでクリスタルのようです。
ガラス容器に入れて飾ったり、オーガンジーの巾着に入れて吊り下げても良いですね。
ハッカ脳は僅かずつですが、揮発します。
ドアの開け閉めなどで空気が動くたびに、爽やかな香りがしますよ♪
ゴキブリ除けに使う場合
用意するもの
- 緑茶などを入れて使う、不織布のお茶袋など
- ハッカ脳
使い方
- お茶袋に半分くらいハッカ脳を入れる
- 1のハッカ脳袋をいくつも作る
- ゴキブリが入ってきそうな入り口付近や
部屋の隅に置く
これだけ!
ハッカ脳を溶かして使う
ハッカ脳の分子式は C10H20O
精油生まれの結晶だけあって、液体になれば油です。
だから水には溶けません、っていうか、混ざりません。
(※混ざらないけど成分は溶けだします。)
ハッカ脳から、メントールのスプレー(ハッカ油スプレーと同じですね。)を作る場合は
まずハッカ脳を無水エタノールで溶かし
ハッカ油と同じように使います。
でもハッカ油と同じ香りではなく、ロッテのガムと同じ香りです。(;^ω^)
- ハッカ油の植物っぽい香りが好きなのか
- とにかくメントールが欲しいのか
で、使い分けると良いと思います。
「ハッカスプレー」ハッカ脳からの作り方
用意するもの
- 100mlスプレーボトル・・・アルコールとハッカに強い容器
- ハッカ脳・・・結晶1~3カケ
- 無水エタノール・・・約10ml
- 水・・・・・・・約90ml
スプレーボトルは何でも良いわけではありません。
メントールはポリスチレン(PS)を溶かします。
無水エタノールを使うので、アルコールに強い容器が良いです。
例えば
- ポリプロピレン(PP)
- ポリエチレン(PE)
- ペット(PET)
- ガラスのスプレーボトル
などの容器なら大丈夫。※購入の時は、忘れずに確認してください。
ハッカ脳の量は、最初は少しから始めてみて、物足りないなら増やしていくようにしましょう。
無水エタノールは、ハッカ脳を溶かすために使っているので、溶ける分だけでOKです。
水は、精製水が理想ですが、掃除に使う時は水道水でOKです。
作り方
出来上がり!
そしてちょっとハッカ脳で実験をしてみました。
試しにハッカ脳の欠片を水に投入してみましたが、いつまで経っても結晶のままでした。
なるほど、ハッカ脳は水には溶けないっていうのは本当ですね。
次にハッカ脳(結晶のまま)をほんの少し、ローションに入れてみると、超スースーローションになりました。
そして室温約30℃の中、テーブルの上に置いていたハッカ脳が、液化!
慌てて冷蔵庫に入れると、再び結晶化しました!
ハッカ脳の保管方法、夏は冷蔵庫が良いです!
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