足が臭い。足が臭いから靴も臭い。洗っても臭い。
自分じゃなくても夫や息子の足が臭い。
そんな足の臭いでお悩みの方へ、足の臭いを取る方法を紹介します!
アレコレ買い込む前に、まずは読んでみて下さい!!!
もくじ
足の臭いの原因から対策を考える
足の臭いの原因は何だと思いますか?
足汗?
惜しい! 実は足汗そのものには臭いはないんです。
本当の足の臭いの犯人は、足に住む常在菌たちが作るものです!
通常、常在菌たちは、私達の足から分泌される汗や垢を分解して、皮膚表面を弱酸性に保って守ってくれているのです。
でも通常とは違う大量の足汗や足垢(古くなった皮脂や角質)と温かい環境におかれると、常在菌の数はめちゃくちゃ増えます!
そして足汗&足垢を分解して臭ーいものを大量に作ってしまうのです。
この”臭ーいもの”というのは、「イソ吉草酸」
だから、足の臭いを消すために必要なことは
- イソ吉草酸をなんとかする(中和する)。
- 常在菌の増え過ぎを防ぐ。
という対策を考えます。
では次に、イソ吉草酸をなんとかする(中和する)方法を説明します。
スポンサーリンク
足の臭い(イソ吉草酸)を重曹で消す!方法と注意点
「イソ吉草酸」は、その名の通り、酸性の物質です。
酸性なので、アルカリ性の物質と反応させてやれば、中和して別の物質になり、臭いがなくなる!というわけです。
アルカリ性の物質と言っても、直接皮膚に使うわけなので、効果もありつつ、出来るだけお肌に優しいものを使いたいですよね。
そこでイソ吉草酸を中和するのに、重曹を使います!
重曹はpH8.2。
石けんのpHが10程度なので、重曹は石けんより穏やかなアルカリ性の物質です。
重曹を使った足湯の用意するもの
- 足を浸けられる容器(バケツなど)
- お湯(お風呂と同じで40℃くらい)
- 重曹(100均のものでOK)
重曹を使った足湯のやり方
- 石けんで足の汚れや垢を取ります。爪の周りを洗うのも忘れずに!
- バケツなどにお湯(40℃程度)を張り、重曹を入れと溶かして重曹水を作る。
※重曹の量は、バケツ1杯のお湯に、小さじ2から大さじ2くらい。肌に合わないこともあるので、少なめから始めましょう。 - 15分くらい足を浸ける。
- 水かお湯で重曹水を洗い流す。
- 足をしっかり拭いて乾かす。
足を洗った後、重曹入りの足湯をするだけです。簡単でしょ?
これでイソ吉草酸の臭いはなくなるはずです!試してみて下さい。
※重曹入りの足湯にクエン酸は入れません。クエン酸で重曹のpHが下がれば効果が下がるので、重曹以外のものは入れないで下さい。
スポンサーリンク
足の臭いを木酢液やミョウバンで消す方法
常在菌の作るイソ吉草酸は重曹足湯で中和することができました。
では、増えすぎた常在菌を減らすには・・・酸性のものを使います。
足の臭いを木酢液やミョウバンで消すために用意するもの
- 足を浸けられる容器(バケツなど)
- お湯(お風呂と同じで40℃くらい)
- 木酢液orミョウバン水
↑木酢液はドラッグストアやホームセンターで買えます。独特のニオイがあります。
ミョウバン水の原液は、
- 水500ml
- 焼きミョウバン大さじ2
の分量で混ぜて作ります。
ペットボトルで作ると良いですよ。常温では溶けるのに時間がかかりますが、数日間放置すると溶けます。お湯で溶かすと早く作れます。
↑ミョウバンはスーパーのお漬物の素のコーナーにあると思います。30gで100円くらいです。
ミョウバン水は作るのが面倒ですが、木酢液のようなニオイがないのでオススメです。
足の臭いを木酢液やミョウバンで消す方法
- 足が汚れていれば洗っておく。
- バケツなどにお湯(40℃程度)を張る。
- バケツなどに、木酢液ならカップ1杯(150ml~200ml程度)、ミョウバン水なら、湯量の1/10程度入れて混ぜます。
- 15分から20分ほど足を浸ける。
- 足を水かお湯で濯いで、よく乾かす。
これだけです。
木酢液にもミョウバン水にも殺菌効果があるため、水虫予防になります。(全ての水虫に効果があるわけではありません。)
それに、どちらも酸性なので、アンモニアを含むアルカリ性の臭いを中和する作用があります。
更に木酢液には角質ケア効果も期待できるので、足がすべすべになるかもしれません。
ミョウバンには制汗作用があるため、足汗を抑える効果が期待できます!
お出かけの前にできると良いですね。お風呂上がりにもすれば、更に効果的です。
※木酢液とミョウバン水を混ぜて使わないで下さい。重曹と混ぜるのもNGです。
足が臭くなるのを予防するグッズ
足が臭くなるのを防ぐために、手っ取り早い方法として、靴下をこまめに替えるのも効果的です。
できれば同じ靴を毎日履かない方が良いです。
更に、便利グッズも活用してみると良いですね!
↑女性ならストッキングを履く前に、こういうものがあれば、快適にすごせますね。
消臭・吸汗インソールも良いですね!
デオドラントクリームも便利です!
最後に
酸性のイソ吉草酸の臭いを消すには重曹で足湯。
増えすぎた足の常在菌を減らしたり、アンモニアなどアルカリ性の臭いを消すには、木酢液 or ミョウバン水。
日中の吸汗・消臭には便利グッズやデオドラントクリームが便利です。
人によっては重曹、木酢液、ミョウバンがお肌にあわない場合があります。
赤み・かゆみ・痛み等、お肌に異常を感じたら、すぐに使用をやめて下さい。
重曹は熱湯で溶かすとアルカリ度が強くなるので、高い温度のお湯で溶かさないで下さい。
毎日爽やかな足で過ごせますように!