アトピー&寝汗が大量で布団が濡れる(涙)布団のカビ・湿気対策と寝汗改善方法とは?

アトピー 大量 寝汗 原因 対策

アトピー性皮膚炎って、汗をかきにくい人もいるけど、大量に寝汗をかく人もいるんです。

うちの息子もその一人。

毎日布団がビシャビシャになるくらい寝汗をかく息子が思春期に入り、寝具の管理も息子本人に任せたところ、布団がカビだらけになりました(涙)。

そこで私の経験談から、布団のカビ対策と寝汗改善方法をまとめます!

アトピー大量寝汗対策のベッドとその結果

息子は生まれた時から寝汗が多い子でした。

だから、まずベッド選びも考えて考えぬいた結果・・・

ベッドはスノコ&ロフト!

アトピー 大量 寝汗 対策

通気性の良さが特徴のスノコベッド

しかも高い位置にあるロフトベッドなら、布団の下に大きな空間があり、絶対に湿気がこもりにくいはず!

でも息子の寝汗は本当に多くて、「おねしょしたの?!」と思うくらい布団が濡れるんです。

だから布団にすのこの木材の色が移って、跡がくっきりできていました。

すのこの色が移る、それだけだったんです。

小学生から中学生になったころまでは・・・

現在、高校生になった息子は思春期真っ只中。

お母さんに自分の部屋のものを触られるのを嫌がります。

当然、「お母さんのお掃除」を断固拒否!

「自分で掃除するから、お母さんは触らないで!」

という息子の自主性(?)を見守った結果がこちら。

※汚画像注意

アトピー 大量 寝汗 対策

な、なんじゃこりゃ~?!Σ(゚Д゚|||)

因みに、すのこの様子はこちら

※汚画像注意

アトピー 大量 寝汗 対策

動揺して、画像が斜めになっておりますがお許しを…。

朝、息子が登校した後、こっそり布団下を見てみたら、大量の寝汗でビシャビシャです!

とりあえず、布団は買い替えですね。

すのこは熱湯で黒カビを殺菌して、変形しなければ使います。

黒カビの色は、漂白する必要はありません。見えないから。

そこで、布団を買い替えるにあたって私が考えた

アトピーにやさしく、大量に寝汗をかいてもカビが生えない対策とは…

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アトピー大量寝汗による布団カビ対策

布団にカビが生えるのは、大量の寝汗による湿気・水気のせいです。

布団の湿気対策を調べつくした結果、除湿シート布団乾燥機が定番です!

ただ、息子の寝汗は布団がビショビショになるくらい大量なので

除湿シートと布団乾燥機で太刀打ちできる気がしません!

除湿シートではダメだと思った理由は…

除湿シートでは大量の寝汗対策は無理

  1. 除湿シートには吸収できる水分に限界があり
    限界を超えて吸湿することはできない。
    (多くは400mlまで)

     

  2. 除湿シートと布団の両方を
    毎日乾燥させなければならない。

除湿シートは普通量の寝汗の人向けです。

布団の下に水たまりができるほどの寝汗の場合、1日で吸湿限界量に達するでしょう。

ということは、布団と除湿シートの両方を、毎日乾燥させなければなりません。

単純に私の仕事が増える!!!

次に、布団乾燥機についてです。

布団乾燥機は大量の寝汗に効果あり!でも…

布団乾燥機は布団を温めることで湿気を飛ばし、乾燥させます。

大量に寝汗をかく息子には必要だと思います。

ダニも増えにくくなって、アトピーにも良いですしね。

でもね。

布団乾燥機だけでは不十分です!

布団がビショビショになるくらいの、大量の寝汗対策ですからね!

布団を敷いたまま、布団乾燥機をかけても

敷布団の下側の湿気を飛ばすには、長時間使わなければなりません!

布団に大量の寝汗を吸わせない対策

ここで紹介するのは

布団を買い替える必要なないけど、大量の寝汗で困っている方にオススメの方法です。

そもそも敷布団って、濡れたらなかなか乾きません。

だったら濡れなきゃ良いんです!

大量に寝汗をかいても敷布団を濡らさない方法は

防水シーツを使うこと!

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いわゆる「おねしょシーツ」ですね。

まさか、また買うことになるとはね!

この防水シーツ、子供と添い寝した経験から、とっても寝心地は悪いです。(メーカーさんすみません。)

寝心地が悪い理由は、表面のパイルが薄すぎること。

パイルのループがめちゃくちゃ小さいんですよ。

だから防水シーツの上に、寝る人(息子)が気持ち良いと思うシーツを敷きます。

この順番です。⇩

アトピー 大量 寝汗 対策

この防水シーツを使う方法なら、布団を寝汗によるカビから守ることはできます!

ただ、大量に寝汗をかいているので

「気持ちの良いシーツ」は頻繁に洗うようにしましょうね。

洗えない日でも、部屋干しでも良いので干しましょう!

因みに私が(息子が)使っている防水シーツはこちら⇩

では次に、アトピーで大量寝汗の人に良い布団についてお話します。

アトピーで大量寝汗の人に良い布団とは

アトピーの人にとって、布団選びで一番大切なことは

「洗える布団を選ぶこと」

機能性布団というか、防ダニ・抗菌・アレルガードなど
良さそうな名前のついた布団って、たくさんありますよね。

いったいどれを選んだら良いのか、わからなくなります!

我が家でも、アレルゲンをカットすると宣伝している、高価な布団を買ったことがあります。

でも、アレルゲンをカットしたのかどうか見えないし
ダニも見えないので効果があったかどう不明だし、結局洗えない布団は

  1. 天日で干す。
  2. 布団乾燥機を使う。
  3. 掃除機でホコリを吸引。

この3つしか手入れの方法がありません。

一方、「洗える布団」は丸洗いできるので
防ダニ・抗菌より、ケタ違いに清潔に保つことができます!

※敷き布団は家庭の洗濯機ではなく、コインランドリーの大きな洗濯機で洗います。

私が今検討しているのは、こちらの敷き布団。⇩

この敷き布団⇧の画像は、ちょっと好き嫌いが分かれる花柄ですが

実際は、アイボリーやブラウン、ベージュなどの無地の敷き布団もありますよ!

ここのところ、ずっと洗える敷布団について調べていたのですが

すぐヘタりそうな布団はともかく、まともそうな布団で3000円くらいの価格は底値ですね。

そして、洗う時は「コインランドリーで、丸めて洗ってください。」というのも共通しています。

自宅の洗濯機で敷き布団を洗うのはあきらめた方が良いです。入りません。

お風呂場で敷き布団を洗っても、脱水できません。

脱水できず、乾かすこともできず・・・水に濡れて重くなった敷き布団の移動すら困難になります。

必ずコインランドリーに行きましょうね!

では次に布団の買い替えをしたくない人へ、どうするべきかも紹介します!!!

普通の布団も丸洗いできるかも?!アトピーの人に朗報

洗える布団を持っていない場合でも、専門の業者にお願いすれば

普通の布団の丸洗いもできる可能性大です。

布団の丸洗いをしてくれる業者はいくつかありますが、アトピーだから布団洗いに使う洗剤も気になります。

合成洗剤を使わずに、石けんで布団を洗ってくれる「しももとクリーニング」さんとか、いいんじゃないでしょうか。

クリーニングの料金も、イオンの布団クリーニングと一緒でした。

「しももとクリーニング」について、料金や送り方など詳しいことは、こちらのページをご覧ください⇩

【完全個別洗い】送料無料・代引手数料無料 布団丸洗い「しももとクリーニング」

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アトピー大量寝汗の原因は?

大量寝汗の原因を調べてみると、かなり多い!

  1. 自律神経の乱れ
  2. アルコールの飲みすぎ
  3. ストレス
  4. 更年期
  5. 厚着
  6. 水分の取りすぎ
  7. 肥満
  8. 感染症
  9. 薬の副作用
  10. 内分泌の疾患

とりあえず、息子の場合、更年期ではないし…

そもそも赤ちゃんの時から寝汗が多くて

オムツが取れてからはおねしょと間違えましたからね!

そんな息子なので、可能性を絞っていくと

  • 厚着
  • 自律神経の乱れ

が怪しい。

厚着はすぐに改善できますね。

では自律神経の乱れはどう改善しようか・・・

アトピー大量寝汗の改善方法

アトピーで、自律神経が乱れている場合、原因を考えることは本当に難しいです。

  1. アトピー性皮膚炎によるストレスで自律神経が乱れている
  2. 自律神経の乱れからアトピー性皮膚炎の症状が出ている

のように、「鶏と卵、どちらが先か」と同じ問題ですね。

だから、1のアトピー性皮膚炎が原因で自律神経が乱れている場合…

「アトピー性皮膚炎→自律神経が乱れ」の改善方法

アトピーの症状が楽になるように対策します。

  1. バランスの良い食事
  2. 肌の保湿
  3. 薬は指導されたとおりに使う
  4. 体も部屋も清潔に保つ

これら4つのアトピー対策は、本当に重要です。

1のバランスの良い食事は、気をつけていますが、お小遣いで買い食いされたら水の泡ですね。

2の肌の保湿は、病院で保湿剤をもらえば使いますが、すぐなくなるので市販の保湿剤も併用しています。

ローションや乳液上の保湿剤は、砂漠に水をまくようなものなので、保湿効果の高いものを使います。

息子が愛用しているのは、ユースキンA

テクスチャーが固めのユースキンAは、塗るのに時間がかかって面倒ですが、保湿効果は高いです。

乾燥してシワシワになっていた息子の肌が、シワのない肌になりました!!!

病院で処方される塗り薬は、息子も高校生なので基本的に自分でやっています。

でも背中は家族が手伝って塗っていますよ。

塗り薬を塗る量って、少ない人が多いので、多めに塗ることを心がけましょう!

4の体も部屋も清潔に保つは、スポーツの後は、可能な限りすぐにシャワーを浴びて汗を流す。

息子の部屋は、私が強制的に掃除する、ですね。

いまここで紹介したアトピー性皮膚炎の改善方法は、うちの息子の場合で考えたものです。

アトピー性皮膚炎の症状が楽になれば、結果として自律神経も整い、大量寝汗も標準の範囲内に治まるかもしれません。

では次に、自律神経の乱れからアトピー性皮膚炎や、大量寝汗の症状が出ている場合の改善方法を考えてみます。

「自律神経の乱れ→アトピー性皮膚炎」の改善方法

診療内科の先生が言うには

病院で言われる自律神経の乱れを整える方法は、

  1. ストレスを減らす
  2. 生活リズムを整える
  3. リラックスする方法を身につける
  4. 薬物療法
  5. 星状神経節ブロック(局所麻酔薬の注射)

自宅で親ができる改善方法は、1~3ですね。

ストレスを減らし、生活リズムを整え、リラックスする方法を考えます。

息子はもう高校生なので、親が何でもやってあげるというよりは、「こんな方法があるよ」と伝えて、本人の意思も引き出すことが大切ですね。

そして、自律神経の乱れを整えるには軽い運動が良いというけど、激しい運動をしている息子はどうしたもんだか、激し過ぎなのがイケないのかもしれません。

ちょっと部活のことは母親が口出しできないので、対策が難しいです。

反抗期中でもあるので、若干あきらめモードですが、息子の機嫌が良いときに何度も話をします。

まったく寝汗対策で、ここまで深く勉強する羽目になるとは思いませんでした!(笑)

まとめ

アトピー性皮膚炎の人は、汗をかき難いとか言っている人もいますが

アトピーで大量寝汗の人っているんです。うちの息子とか。

大量寝汗の対策は、「すのこ&ロフトベッド」だけでは不十分。

除湿シートを買っても、どうせ毎日除湿シートのお手入れが必要。

私の選んだアトピー息子の大量寝汗布団対策

  1. 洗える布団
  2. おねしょシーツ

更に、アトピーで大量寝汗の原因は、自律神経の乱れが原因の可能性大。

自律神経の乱れを改善するには

  1. ストレスを減らす。
  2. 規則正しい生活をする。
  3. リラックスする方法を身につける。

結局、自律神経の乱れを改善する方法って、アトピー性皮膚炎の改善方法と酷似してます。

ということは

  • 布団の大量寝汗対策をする。
  • アトピー性皮膚炎対策をする。

というのが、結果的に大量寝汗を減らすことにもなるのでしょう。

母さんができることはするよ!

後日、経過報告します♪

こちらもアトピーについて書いてます。↓