雷が家に落ちたらどうなるの?火事?家の中の人間は大丈夫?

ここでわかること
  • 雷が家に落ちたら家事になるのか
  • 家に雷が落ちたら火災保険は適用されるのか
  • どんな家に雷が落ちやすいのか
  • 避雷針があれば大丈夫なのか
  • 家電は絶対壊れるのか。
  • 中にいる人は感電する?トイレやお風呂は危険なのか

もしも、雷が家に落ちたらどうなるでしょう…?

いきなり家事になるのか?とか

中にいる自分はどうなる????などなど…尽きない疑問をまとめます!

雷が家に落ちたら家は火事?穴?

雷が家に落ちたら必ず火事になるのか?

答えは・・・

必ず火事になるわけではないが
火事になることもある。

雷が家に落ちて、火事になる原因は
燃えやすいものに高圧電流(200万~10億ボルト)
が流れるからです。

なんとなく想像できると思うのですが

「何か」に大量の電気を猛烈な電圧で流したら・・・「何か」は発熱します。

電気を流して発熱する原因は「ジュール熱」。

ジュール熱は、電気抵抗があるものに電気を流すと生まれる熱のことですね。

IHクッキングヒーターが一般的になる前に、電気調理器として人気があったニクロムヒーターが代表的です。

家庭用の電源で餅が焼けるくらい暑くなるんですから、雷が何かに流れた時に、高熱が生まれることは想像できますね。

そして近くに燃えやすいものがあったら・・・

火事になる可能性が高いです

では、雷が家に落ちたら必ず穴が開くのか?

答えは・・・

雷が家に落ちたら、
穴が開いたり
穴が開かなかったり

雷が家に落ちたら、天井からそらば見えるような穴が開くイメージがありますか?

雷が落ちた時って、火事になる場合の話と同じですが

ものすごい量の電気が、めちゃくちゃ強い電圧で無理やり流れてくるわけです。

空気を雷の電気が流れてくるとき、爆音がしますが

あれは「空気が一瞬の高温になって、空気が一瞬で膨張した時の衝撃波」なのです。

家に雷が落ちた場合も、同じように電気が家の屋根や柱・壁を通るとき

一瞬で高温になって、もし中に水分があれば、一気に「水蒸気になって爆発」します。

木に雷が落ちた時に、木がボッキリ折れたり、パッキリ割れたりするのは「水蒸気の爆発」

じゃあ逆に、雷が落ちても穴が開かない場合
「雷の電気が電気抵抗が少ないものを伝って地面まで流れた」と考えられます。

じゃあ雷が家に落ちて、火事や屋根に穴が開くようなことになったら、保険は適用されるのでしょうか?

雷が家に落ちたら保険は適用される?

雷が家に落ちて

  • 火事になった場合
  • 屋根に穴が開いた場合

火災保険は適用されるのか?

答えは・・・

ほとんどの保険会社で
火事も屋根の穴も
適用される!

普通、家を建てる時って、みなさん火災保険は加入するので、ひとまず安心ですね。
いや、雷落ちても安心というわけではないですが。´д` ;

もし「我が家、もしかして雷落ちてどこか壊れてる?」と心配になったら、無料で相談できるのが「おうちのドクター.com」。

心配な時は連絡してみると良いですね。
 ↓ ↓ ↓

\自分で気づかない屋根の被害もプロの目でチェック!/

〜調査は無料〜

さてさて、じゃあどんな家が雷に落ちやすいと思いますか?

どんな家に雷が落ちやすい?

雷は多くの場合、背の高いものに落ちます。

だから、草原にポツンと建っている木や家に雷が落ちやすいのはよく言われることですが・・・

実は

周りに高い塔やビルがない
住宅街の家も雷が落ちやすい。

とも言われています。

雷は住宅街も草原も選びませんからね。

一番近くに落ちたいのが雷ってものなので、住宅街の上で雷雲に雷電が貯まれば、落ちてくるというわけです。

やだなぁ。

じゃあ、家を建てる段階で、避雷針とかつけちゃえばいいの?

各家庭に避雷針をつければ雷が落ちても大丈夫?

そもそも避雷針をつける建物は、高さ20m以上という決まりがあるので、一般の家にはつけないものですが・・・

あえて、一般家庭に避雷針をつけると、雷が落ちても大丈夫なのか?を考えてみます。

その答えは・・・

避雷針があっても
絶対大丈夫なわけじゃない。

かなり、がっかりな答えですね。

避雷針には

  • 雷を誘って、地面へ流すタイプ(普通タイプ)
  • 雷の電気と同じ電気を発して、雷が落ちないようにするタイプ(新しいタイプの避雷針)

がありまして

「雷を誘って、地面へ流すタイプ」は、雷が落ちることが前提

落ちた雷を、事故が起きないように地面に流すという仕組みです。

雷が落ちるわけなので、100%安全ってわけでもないのです。

避雷針のおかげで、家そのものは穴が開いたり火事にならなくても

家の中にあるもの(家電やPCなど)は安全とは限りません。

一方、雷の電気と同じ電気を発して、雷が落ちないようにするタイプ(PDCE避雷針といいます)は、雷よけの避雷針です。

PDCE避雷針の仕組みは、雷と同じマイナスの電気を出すことで、磁石のN極とN極のように、反発しあって雷が落ちてこないというものです。

まさに「避ける雷の針(実際には先は丸い)」です!

ただし、避雷針そのものの価格は高め。

小さなものでも50万円はするみたいです。(工事費別で)

PDCE避雷針はレンタルもしているので、野外コンサートなどで活用してもらいたいです!

では、次に

家に雷が落ちた時に、家電やPCなどはどうなるのか?というお話です。

スポンサーリンク

雷が家に落ちたら家電は壊れる?

雷が家に落ちたら、テレビなどの家電やPCは壊れるのか?

その答えは・・・

家に雷が落ちたら
家電やPCはかなりやばい!

雷が家の屋根を直撃しなくても、電線に落ちることってよくあるんです。

電線に落ちた雷は、電線を伝って家の中の電気の配線を巡り
コンセントが繋がっていれば家電にもPCにも流れます。

雷の電力は超ハイパワーなので、家中のコンセントが繋がっている電化製品は壊れます。

もしかしたら家電から火を吹いて、火事になるかもしれません。

もし火災保険の家財もカバーする保険に入っていれば、家電は買い換えることができますが、PCの中のデータは取り戻せません。
※PCは家財として認められることが多いですが、要確認!

じゃあ雷がなり始めたら、家中のコンセントを抜けばいいのか?と思いますが

家電はテレビだけじゃないですからね!

冷蔵庫に洗濯機に、電話もルーターもエアコンも!!!

雷鳴が聞こえたら、これらの家電を全てコンセント抜く?

いやいや大変です!

しかも留守中だったらどうにもできないです!!!

そんな場合は、雷サージ保護付きのコンセントを使うのがおすすめです。

↑このコンセントタップはプラグを3つ差し込めるし、何と言っても値段が安いので、家中で使えます!

ただし、近所の電線に雷が落ちたのなら↑のような雷サージ保護付きコンセントが有効ですが

雷が家を直撃した場合は、家電を守るほどの力はないようです。

PDCE避雷針がもっと安くなって、誰でも買えるようになってほしい!!!

では次に、家に雷が落ちた時

家の中にいる人間はどうなるのでしょうか?

スポンサーリンク

雷が家に落ちたら中の人は感電?火傷?命の危険は?

雷が家に落ちたら、中いいる人も感電するのでしょうか?

答えは・・・

家の中なら普通は大丈夫。

 

でも
壁・電気の配線・金属の物から
1m以上離れて!

大丈夫!という理由は、雷が落ちた時って普通は

  • 車の中
  • 家(コンクリートまたは木造)の中

に非難するのが良いとされています。

理由は、雷の電気が車や家の外側を伝って、地面に逃げるので
中にいる人間は大丈夫…というもの。

でも稀なことですが

「壁の近くや電気の配線の近くにいる人間に雷の電気が流れる」

ということもあるので、

・壁
・電気の配線
・金属の物
から
1m以上離れる!

ということを覚えておいてください!

じゃあ、もし家に雷が落ちた時、大丈夫じゃなかった場合・・・

火傷する?命の危険は?

家の中で雷に打たれたらどうなる?

もし家の中にいるのに、雷が落ちて感電してしまったら・・・

・火傷
・心肺停止
・記憶喪失
・脊髄損傷
などの可能性がある。

雷の火傷は、必ずではないけれど独特の「火傷跡」ができると言われています。

その名も「リヒテンベルク図形」。

木の枝のような図形の火傷跡ができるっていうのです。→リヒテンベルク図形の火傷跡画像はこちら

火傷も大変ですが、もし一人でいるときに雷に打たれて、誰にも発見されなかったら・・・本当に命に関わります。

ここでさらに疑問が浮かびます!

以前、ドラマで「トイレで排尿中に感電して被害者が亡くなった」というのを見たのですが

  • トイレ中
  • 入浴中

に、自宅に雷が落ちたら????

家に雷が落ちたらトイレ・お風呂は危険????

日本では、

  • トイレで排尿中
  • 入浴中(シャワー中)

に雷被害にあった人がいる!というニュースは聞きません。

でもアメリカでは、1年間に10人〜20人の人が、皿洗い中などに雷による感電被害にあっていて、雷が落ちそうな時は、入浴しない方が良いと言われています。

アメリカの情報には、「水道管が金属製だから、雷の電気が流れて…」と書かれていました。
水道管を通る水を伝っての感電ではなく、「金属製の水道管」が電気を通したという話です。

一方、日本の水道管は、塩ビ製も多いので、アメリカほどではないのかもしれません。

家の中での水道管の配管の位置も違うかも?

ともかく、日本では特にトイレやシャワー中に雷で感電したというニュースは聞きませんが

そもそもトイレやお風呂は、家の外壁に近いところにありますよね?

壁から1m以上離れた方が安全だっていうときに、わざわざ家の外壁近くの部屋にいるのは、やっぱり危険だと思います。

雷が落ちそうな時、嵐の時はできるだけ家の中央の部屋にいて、さらに壁から離れていたいものです。

まとめ

雷が家に落ちたら・・・

  • 家は火事になる?それとも穴が開く?
    →必ず火事になったり穴が開くわけではないが、可能性はある。
    →家が雷被害にあえば、火災保険が適用される。
  • どんな家に雷が落ちやすい?
    →草原の一軒家だけではなく、住宅街の家にも落ちやすいと言われている。
  • 避雷針があれば大丈夫?
    →PDCE避雷針があれば大丈夫の可能性大!
  • 家電は壊れる?
    →壊れます。雷サージ保護グッズを使うのがおすすめ。
  • 中にいる人は感電する?
    →可能性は低いが、感電した人もいる。
     壁や配電線から1m以上離れて!
  • トイレやお風呂は危険?
    →日本ではトイレやお風呂で被害にあったというニュースは聞かないが、やめた方が良い。
     水道水を伝っての感電被害は怖がらなくて良い。

私は我慢の限界もあると思うので、雷鳴が聞こえてもトイレは仕方ないと思います。

ただ、なるべく家の中心付近の部屋のど真ん中にいるようにしたいですね!

PDCE避雷針がもっと増えてお手頃価格になりますように…。

こちらもおすすめ↓