ここでは冬の湿気対策・窓の結露防止方法について、徹底的に解説していきます。
私の持てる知識と調査結果のすべても(大げさ?)公開していきますよ!
冬本番になっても、まだあきらめないで!
大切な家にカビが生えないように、最後まで対策しましょう!
もくじ
冬の湿気対策のすべて
早速、冬の湿気対策、窓の結露対策についてまとめます!
結論:湿気対策でやるべきこと
冬は風邪予防やらインフルエンザ予防のために、加湿機を買ってまで加湿する人が多いですが
洗濯ものの部屋干しや、窓を開ける頻度が低いこともあって、予想以上に湿度が高くなっています。
そんな冬の湿度対策とは
- 換気扇を回す。
- 窓を開けて換気する。
- 除湿機や除湿剤を使う。
- 観葉植物は換気しやすい感染付近・窓付近・ドア付近に置く。
- 石油ストーブよりエアコン・ハロゲンヒーターなどの電気の暖房機を使う。
家の中に湿気が溜まるんだから、換気するのは基本中の基本ですね!
つまり、冬の湿度対策のコツをまとめると…
コツ1:時々窓を開けることを忘れずに、換気扇も有効に使いましょう。
コツ2:観葉植物の近くは湿度が高くなるので、なるべく換気扇の近くや窓の近くなど
換気しやすい場所に置く方が良いです。
コツ3:機械を頼る!(除湿機や暖房器具を使い分ける)
コツ1と2は、すぐできるし
もうやっているかもしれませんね。
では次に、コツ3の除湿機や暖房器具を使い分けるという
機械に頼る方法を解説します!
湿度対策で役に立つ器具
冬の湿度対策で役に立つ器具として、ここでは
- 湿度計
- 暖房器具
- 除湿機
を紹介します。
冬は風邪やインフルエンザ予防のために、加湿を心がける人が多いですが
- 風邪やインフルエンザ予防に効果的と言われる湿度は50%~60%。
- カビが元気に繁殖する湿度は70%。
だから湿度計を使って、湿度を60%を超えないように保つのが理想的です。
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次に暖房器具についてです。
灯油を使う石油ストーブ、ガスを使うガスストーブやファンヒーターは
燃焼することで水蒸気を生成します。
ここでは化学式は省きますが、灯油もガスも炭素と水素と酸素で構成されています。
これらの灯油とガスが燃焼して、空気中の酸素と反応すると
二酸化炭素と水が生成されるのです。
そんなわけで、計算上灯油1リットルから、水が約1リットルが生成されることになるので
部屋の温度も湿度も爆上がりです!
家の造りや経済的なことが理由で、どうしても灯油のストーブを使うなら
湿気対策も同時にした方が良いです。
そして湿気対策を一番に考えるなら
エアコンや電気ストーブ、セラミックファンヒーター、ハロゲンヒーターを使うことをおススメします。
アピックス 2011-09-15
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電気の暖房器具なら、空気中の湿気を増やしませんからね。
それと、除湿機を上手に使えば
暖房しながら湿気対策にもなるのです!
除湿機には、大きく分けて2種類あり
コンプレッサー式除湿機とデシカント式除湿機があります。
コンプレッサー式除湿機は、電気代が安く熱を出さないので
梅雨時期の除湿に適しています。
でもデシカント式除湿機があります。
は、部屋も温めるほどの熱を発し、電気代はコンプレッサー式の3倍から4倍にもなります。
普通なら、電気代が安いコンプレッサー式の除湿機を買いたいところですが
コンプレッサー式の除湿機は、気温が低いと除湿効果も下がってしまいます。
だから、冬の時期にはデシカント式の除湿機がおすすめなのです。
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湿気対策できて、暖房器具のように部屋を暖めてくれて
さらに部屋干ししている洗濯物まで乾かしてくれる、デシカント式の除湿機は
アイリスオーヤマのものが安いのに、機能は十分ではないでしょうか。
ともかく、部屋の湿度を測るところから始めましょう!
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窓の結露対策のすべて
窓の結露、子供のころは落書きして喜んでいましたが
実はカビの原因にもなって危機的状況です!
早速、窓の結露対策には何をやるべきなのか、まとめます。
結論:窓の結露対策でやるべきこと
窓のカビ対策・結露対策の方法はこちら↓
- ワイパーでこまめに結露を取る。
- 結露防止剤(スプレー剤など)を塗る。
- 断熱シートやエアーキャップ(プチプチ梱包シート)を窓に貼る。
- 除湿機を使う。
- 窓用ヒーターを使う。
- 新聞紙を窓のレールに挟んで置き、毎日捨てる。
専業主婦で自宅にいるなら、結露用ワイパーでこまめに結露を取っても良いけれど・・・
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そもそも結露を防ぎたいので、結露ワイパー以外の
結露対策のコツをまとめると・・・
コツ1:窓ガラスの結露防止(薬剤 or 断熱シート)
コツ2:機械に頼る(窓用ヒーター or 除湿機)
コツ3:レールに落ちる結露は新聞紙に吸わせて捨てる
まずは、結露そのものをできるだけ少なくして
それでも発生する結露は機械に頼るか、新聞紙に吸わせて毎日捨てるということです。
窓ガラスの結露防止剤はスプレータイプのものもありますが
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家庭にある食器洗い用の、中性洗剤でも代用できます。
結露防止での中性洗剤の使い方は
- 晴れた日に、窓ガラスをキレイに拭く。
- キレイな雑巾に、中性洗剤(原液)を少量とり、ガラスに薄く塗る。
- 乾かす。
これだけです。
車のフロントガラス用の「ガラコ」を代用する人もいますが
窓の結露防止剤の効果は、結露する水の粒を小さくするだけで
結露そのものを防止するわけではないので、窓の下に垂れる水の量は変わりません。
窓ガラスの結露防止シート
根本的に解決するなら、やっぱり窓ガラス用の断熱シートが効果的です。
断熱シート選びのコツは、結露防止のために
オシャレより、空気の層があるかどうかで選ぶと失敗が少ないです。
私の一押しは、エアーキャップのシート。⇩
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梱包用のプチプチシートがあるなら、代用しても構いませんが
窓ガラスとシートの間に隙間があれば、窓ガラスとシートの間に結露してカビが生えるかもしれないし
劣化する粘着テープで貼ると、はがすときに汚くなって失敗した経験があるので
梱包用での代用はおすすめしません。
(数年間貼りっぱなしも劣化して、跡が残ります。季節ごとに張り替えた方が良いです。)
寒い地域だと、エアーキャップのシートの上からでも結露しますが、ないよりはマシですね。
ただ、
- 凸凹のある窓ガラス
- 網入りガラス面
- 真空二重ガラス
- 合わせガラス
- 有機ガラス(アクリル板など)
などには使えません。
購入前に、ご自宅の窓ガラスをチェックしてください。
窓用ヒーター
結露するのって、窓ガラスだけじゃないですよね。
窓の桟(さん)も、ガラスと同じように結露します。
窓の桟が結露すると、木製の窓枠はあっという間にカビが生えてしまいます。
そこで窓の下にヒーターを設置すれば、結露が防げて
窓からの冷たい空気を防げます・・・っていうのが、窓用スリムヒーター。
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だいたい、2万円くらいのお値段だし、電気のヒーターなので
電気代もかかるし、ちょっと気軽に手を出せません。
そんなあなた(私?)には、古新聞がおすすめ!
窓のレールに古新聞
結露が垂れてきて、窓のレールはいつも水浸し。
そんな時は、古新聞を丸めて、窓のレールに詰めておきます。
古新聞はすぐにビショビショになるでしょうから、毎日の交換が必要ですが
燃えるゴミが増える程度(燃えるごみのゴミ袋代)の出費で済みます。
今すぐ試せるので、新聞紙に結露を吸わせる方法は、試す価値ありですよ!
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まとめ
冬の結露対策のコツは
コツ1:時々窓を開けることを忘れずに、換気扇も有効に使いましょう。
コツ2:観葉植物の近くは湿度が高くなるので、なるべく換気扇の近くや窓の近くなど
換気しやすい場所に置く方が良いです。
コツ3:機械を頼る!(除湿機や暖房器具を使い分ける)
まずは部屋の湿度を知ることからですね。
窓の結露対策のコツは
コツ1:窓ガラスの結露防止(薬剤 or 断熱シート)
コツ2:機械に頼る(窓用ヒーター or 除湿機)
コツ3:レールに落ちる結露は新聞紙に吸わせて捨てる
私が一番おすすめする組み合わせは
- 窓ガラス用の断熱シート
- 新聞紙に垂れてきた結露を吸わせること
です。
でも、サッシの上部にもカビは生えるので
結露が見えたらウエスで拭くという面倒なこともした方が良いです。
本当に面倒ですが、カビは消毒用アルコールでは殺菌できないので
ゴシゴシ拭くことが一番効果的なんです。
結露するのは窓だけではありません。
床のカビ対策についてはこちらの記事を参考にして下さい。
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忘れがちな加湿器の掃除方法については
こちらの記事で手順や注意事項など紹介しています。
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その他、家中の掃除方法をまとめています。
掃除は寒くなる前の方が汚れが落ちやすいです!
今年は早めの大掃除をしちゃいましょう。(^^)
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