軽減税率とは?
「軽減税率っていったい何なの?!」というあなたのために
超わかりやすく解説します!
いつから導入されるのか、
軽減税率の目的は、貧乏人を助けるためなのか、それとも金持ちが得する制度なのか
どっちだ?!
もくじ
軽減税率とは?超わかりやすく解説!
2019年10月1日から、お買い物の時の消費税(正確には消費税と地方税)が
8%→10%に変わりますね。
そこで登場するのが軽減税率。
軽減税率とは、文字通り税率を減らしてくれる仕組みで
対象は主に飲食料品の消費税で
10%になった消費税を2%減らして
8%のままに据え置いてくれるのです。
軽減税率【超重要】対象品目と対象外のもの・商品・対象となるサービスについてはこちら!
「軽減」と書いてありますが、減らしません。
8%未満にはしてくれません!
あくまでも税率10%を税率8%に抑えてくれる仕組みのことです。
「108円のものを買う時に110円になっちゃう!」と不安になっていた人も
軽減税率があれば、
108円のままで買い物ができるので
一見、嬉しい仕組みです。
でも・・・
軽減税率を導入するなら、消費税を10%にする意味あったのかと思いますよね?
そもそも軽減税率の目的とか、導入される理由って何なのでしょう?
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軽減税率の目的と導入理由
消費税って、買い物するときに
誰でも平等に支払うもので、高価な買い物ほど消費税も高くなります。
だからパッと見、不公平な感じはしませんよね。
でも本当は
収入のなかで、生活に必要な支出の割合が高いのは
給料の安い人の方です。
ということは、支出の割合で見ると
収入の少ない人ほど、支出の中で消費税の割合が高くなるのです。
要するに、金額ではなく割合の問題で
貧乏人ほど、たくさんの消費税を払うことになるのです!
そこで「貧乏人をなんとか楽にしてあげようじゃないか」という
上から目線で(かどうかは知らないけど)税率を減らしてやろうという目的で
軽減税率の導入が決まりました。
第一生命経済研究所によると
推計では年収250万円前後の低所得世帯の税負担は年1万1千円緩和される。
ということですが
支出の割合で考えると、高級食材を買う人お金持ちの方が得をします!
「何でもかんでも消費税が10%」という場合に比べたら
年間1万円以上、税金の支払いが
減るのではなく、抑えられるということです。
では、この軽減税率、いつから導入されるのでしょうか?
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軽減税率はいつから始まる?
軽減税率は、消費税が10%になる
2019年10月1日から導入されます。
そりゃそうですよね。
軽減税率は、消費税を8%から減らしてくれるのではなくて
10%になるところを、8%に据え置いてくれるものなんだから
消費税が10%になるのと同時に導入、ということです。
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