『西郷どん』京都から薩摩まで歩いて何日?江戸時代の旅人の1日あたりの移動距離から計算してみた

大河ドラマ『西郷どん』で、西郷吉之助(鈴木亮平さん)と月照(尾上菊之助さん)が京都から薩摩へ逃げて行きました。

道中どんなに大変だったかと思いますが、京都から薩摩まで歩いて何日なのか気になります!

休まず歩くと何日?

江戸時代の旅人は、通常なら一日どれくらい移動できるのでしょう?

そこから計算すると、吉之助と月照は何日で薩摩に到着したのか真面目に計算します!

京都から薩摩まで(京都駅から西郷隆盛の実家跡まで)

Google Mapsで、京都駅から吉之助(西郷隆盛)の実家跡(西郷南洲翁宅地跡)までの距離を計算しました!

その距離、874 km!

フルマラソン20.7回分です!

 

Google Mapsだと、歩いて183 時間!

7.625日です!

全く休まずに歩いて、7.625日です!

気が遠くなりそうです。(-_-;)

では江戸時代の旅人が、普通に1日で移動できる距離はどれくらいでしょう?

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江戸時代の旅人が1日で移動できる距離

ものの本によると、旅人が一日に移動する距離は

宿場から宿場までと考えられて、距離で言うと八里~十里より少し多いくらい。

「里」で言われてもわかりませんね!

では「km」に直すと・・・

31.4182km~39.2727kmより少し多いくらい。

『東海道中膝栗毛』では、弥次郎兵衛と喜多八が、一日10時間位歩いていた計算になるそうです。

 

試しに一日10時間歩くと仮定して、時速で計算すると・・・

3.1418km/時間~3.297km/時間

0.873m/秒~0.916m/秒

1秒で1メートル進まないんだ・・・

「走れメロス」のメロスよりは早いですね!

きっと、休憩時間も込みなのだと思っておこう!

 

では、京都から薩摩まで、1日に31.4182km~39.2727km

移動したと考えると、歩いて何日でしょう?

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だから京都から薩摩まで歩いて何日?

京都から薩摩まで874kmと仮定して、

吉之助と月照が、1日に31.4182km~39.2727km移動したと考えると

27.818日~22.255日

つまり、歩いて23日から28日

1ヶ月弱かかるんですね~!

 

テレビで『西郷どん』を見ていると、吉之助が月照をおぶって歩いていたり、宿場の下見時間や

隠れる場所を探したり、食べるものや水を探したり・・・

ロス時間があるようなので、1ヶ月以上かかったかもしれませんね。

そういえば、有村俊斎(ありむらしゅんさい)役の高橋光臣さんの髪の毛が、1センチ以上伸びていたので、1ヶ月なんてもんじゃないかもしれません。

有村俊斎の髪の毛だけから見ると、1ヶ月どころか、数ヶ月経ってそうに見えましたけどね!笑

あ、笑ってる場合じゃないです。

次回の『西郷どん』では、吉之助と月照が身投げするはず・・・