ベネッセのこどもちゃれんじのエデュトイで、「おじぎそうおせわセット」が届きます。
オジギソウって面白い!私も大好きです!!!
そこで、子供に聞かれそうなことをまとめておくので、ピンチの時に活用して下さい♪
オジギソウって、そもそも何者!? なぜおじぎするのか、その仕組や目的とは?
触りすぎると枯れるって本当?
簡単な育て方ポイントも紹介します。
もくじ
オジギソウはなぜおじぎする?おじぎの仕組とは?
オジギソウ、本当に面白いですよね!
チョイチョイっと触ると、すぐに葉をすぼめて茎ごと下に垂れてしまいます。
その「おじぎ」するしくみとは・・・
オジギソウとは
「オジギソウ」、別名「ネムリグサ」。
更にまたの名は「ミモザ」!
原産地はブラジルで、マメ科の植物です。
南米ブラジル原産の「オジギソウ」が、まるで日本に昔からあったように、今の日本人に馴染みのある植物になりました。
日本にオジギソウが来たのは、江戸時代後期と言われています。
はるばる海を渡って、オランダ船によって、東の果ての日本まできたのですね~
私は関西在住ですが、子供の頃に雑草のように近所に生えているのを見たことがあります。
沖縄では雑草化してるそうですよ。
オジギソウが「おじぎ」する理由(しくみ)
私達が「オジギソウ」をチョイチョイって触ると、
1.葉から葉枝の根元(主葉枕(しゅようちん))まで電気信号が伝わります。
2.葉枝の根元(主葉枕)の下の方の水分が上の方に移動します。
3.下の方の圧力が低くなって、葉枝が「おじぎ」するのです。
こんな感じです⇩
試しに「オジギソウ」を上下逆にして刺激すると、葉が起き上がるそうですよ!
更に細かく説明すると、「オジギソウ」は電気信号を受けると主葉枕の細胞内タンパク質の構造が解れて細胞の形が変わります。(硬いものがゆるくなる感じです)
すると細胞内の水が移動し、葉枝が折れるのです。
オジギソウが「おじぎ」する目的
「オジギソウさん、オジギソウさん、なぜあなたはおじぎするの?」
と、オジギソウと会話できたら聞きたいですよね!
研究者の間でも、オジギソウがどんな目的でおじぎするのか、ハッキリ解明されているわけではありません。
でもたぶん、「防御」のため。
- 捕食者からの身を守る
- 表面積を小さくして放熱や水分の蒸散を防ぐ(夜間はおじぎしているので)
これに尽きると思います。
意識して、オジギソウがおじぎできるようになったかなんて、進化のことから勉強しないといけなくなるので難しいですが・・・
想像して下さい。
あなたは草食動物で、オジギソウを食べようとしています。
でも、触れると萎れたように下に垂れてしまうオジギソウ。
「枯れてる?萎れてる?・・・美味しくなさそう・・・」
と思うかもしれません!
そしてブラジルの夜のジャングルで、身を縮こめて、少しでもエネルギーをムダにしないように、朝を待つオジギソウ。
なんだか弱い小動物のようですね!
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オジギソウは触りすぎると枯れる?
オジギソウは、触れられて「おじぎ」をした後、20分くらいで再び元の状態に戻ります。
20分くらいで、主葉枕のタンパク質の形状が戻り、水分も元の場所に移動するということですね。
でも何度も何度も触っていると、戻らなくなった経験ありませんか?
↑私はあります!何度も触っていたら、元に戻らなくなりました!
でも翌朝には元に戻っていたと思います。
食虫植物は、触りすぎると体力を消耗して枯れやすくなると言われていますが、オジギソウは、触りすぎても枯れることはないと言われているんです。
ただ、成長の妨げになるそうですよ。
タンパク質の構造が「緩んだり硬い構造なったり」というのは、エネルギーが要ることなんでしょうね。
面白いけど、「今日の一触り(?)」に留めておくべきかも!
水やりの水も、葉にかからないようにしましょう!
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オジギソウを育てる時のポイント(おまけ)
オジギソウは雑草なので、育て方は難しくありません。
ポイントは
- 水やりは土の表面が乾いてから。
- 置く場所は日当たりが良い所。
- カビ予防のために、風通しを良くする。
ベネッセのお世話セットで育てている一は、必要なものは全てセットされていると思うので、肥料の心配はないですね♪
最後に
オジギソウの「おじぎ」のしくみ、面白いですね!
植物も触られると、電気信号で「今、触られた!」と感じているのかな?と思うと、今まで以上に可愛く思えます♡
他の植物も電気信号で感じたりするのでしょうか?
子どもたちも色んなことを疑問に思って、調べるようになって欲しいです!