竜雷太大河『西郷どん』で調所広郷(ずしょひろさと)役!役どころと史実と子孫は?

   

竜雷太さんが大河ドラマ『西郷どん』で調所広郷(ずしょひろさと)役を演じます!

どんな人なのか、役どころは?良い人なの?悪い人なの?

史実の調所広郷と、その子孫の現在について紹介します!

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竜雷太のプロフィール

『西郷どん』で薩摩藩家老・調所(ずしょ)を演じる竜雷太(りゅうらいた)さんのプロフィール

  • 生年月日・・・1940年1月21日(現在77歳)
  • 本名・・・長谷川 龍男
  • 出身地・・・箕面市内旧箕面村域
  • 身長・・・179cm
  • デビュー・・・1966年(26歳)
  • 家族・・・妻・夏桂子(女優)、息子・長谷川陽平
  • 主な出演ドラマ・・・「これが青春だ」、「太陽にほえろ!」、「金曜日の妻たちへ」、「ケイゾク」、「SPEC」
  • 大河ドラマ歴・・・「徳川家康」、「独眼竜政宗」、「翔ぶが如く」、「八代将軍吉宗」、「元禄繚乱」、「葵 徳川三代」、「風林火山」、「軍師官兵衛」

竜雷太さんは、20歳の時に日本大学藝術学部を中退し、25歳で芝居の勉強のため単身渡米。サンフランシスコカレッジで学んだそうです。

そして1年後に帰国し、青春ドラマ『これが青春だ』の主人公でデビューしました。

竜雷太さんが25歳というと1965年。

単身渡米するって、かなり行動力がある人だと思います。

大河ドラマ歴も9作目!?大ベテランです!

そんな竜雷太さんが『西郷どん』で演じる調所広郷(ずしょひろさと)の約どころは?

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竜雷太演じる大河『西郷どん』調所広郷(ずしょひろさと)の役どころ

大河ドラマ『西郷どん』で竜雷太さんが演じている調所広郷(ずしょひろさと)は、薩摩藩の家老。

薩摩藩の第8代藩主・島津重豪(しまづ しげひで)が西洋かぶれで、西洋的なものをたくさん作ってしまって、藩の財政を傾けてしまい・・・

傾いてしまった薩摩藩の財政を、島津斉興(鹿賀丈史さん)や調所広郷(竜雷太さん)がなんとか立て直すために頑張ったのです。

そんな経緯があったので、西洋かぶれの島津斉彬(渡辺謙さん)が藩主を継ぐことに不安に思う調所。

だから次期藩主には島津久光を推している・・・という役どころです。

 

因みに、調所(竜雷太さん)と斉興(鹿賀丈史さん)が薩摩藩の財政を立て直した方法とは・・・密貿易。

それ、ダメなやつですね。

そんなわけで、斉彬と久光のお世継ぎ騒動の中、幕府に密貿易をバラされた調所は、全ての責任をとって服毒して自害するのです。

 

なんか悲しい役どころです…。

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竜雷太演じる大河『西郷どん』調所広郷(ずしょひろさと)の史実

大河ドラマ『西郷どん』で竜雷太さんが演じる調所広郷(ずしょひろさと)の史実のプロフィールは・・・

  • 生年月日・・・1776年3月24日
  • 没・・・1849年1月13日(享年満72歳)
  • 名前・・・恒篤、広郷(廣郷)、(通称:清八、友治、笑悦、笑左衛門)
  • 職業・・・茶坊主→薩摩藩家老、志布志郷地頭
  • 実父・・・川崎主右衛門基明(兼高)
  • 養父・・調所清悦(12歳~)

調所広郷(笑左衛門と呼ばれていたらしいですが)、史実では鹿賀丈史さん演じる島津斉興より15歳年上。

西洋かぶれの藩主・島津重豪(しまずしげひで)に見込まれて出世していきました。

使番・町奉行などを務め、同時に

  • 小林郷地頭
  • 鹿屋郷地頭
  • 佐多郷地頭

の職にも就きました。

大河ドラマ『西郷どん』と同じで、史実でも薩摩藩が清(中国)や琉球(沖縄)と密貿易するのを手伝っていたのです。

でも仕方ないと言えば仕方ないんです。

当時の薩摩藩は借金で火の車。

借金は500万両だったそうなのですが、「両」で言われてもピンときませんよね。

江戸末期の貨幣価値を、今のお金に換算するのは難しいですが、

1両=18~22万円程度

という情報を元に計算してみます。

すると・・・500万両=9,000億円~1兆1,000億円

(※1兆2,500億円という話もある)

 

なんじゃそりゃ~!!!!!

桁が大きすぎてピンとこない!

因みに、この借金の年間利息は80万両。

この利息も現在の資金価値に換算すると、年間利息は

1,440億円~1,760億円

絶対返済できないし!

 

とまぁ、こんな財政的に苦しい薩摩藩を立て直して、最終的に200万両(3,600億円~4,400億円)溜め込んだ一人が調所広郷だったのです。

どうやって薩摩藩の財政危機を乗り越えたのかって、密貿易、なんですが、それだけではありません。

  • 借金の証文を取り返す。
  • 借金は強引に利子無しで250年返済にさせる。
  • 清(中国)からの輸入品目を増やす。
  • 税金は厳しく取り立てる。
  • 奄美から黒砂糖を安く買い、税金は増やす。
  • 砂糖製造会社を作り、融資を集める。
  • 砂糖の精製技術を向上させ、砂糖の価格を上げる。
  • 砂糖の販売は問屋を通さず、利益を上げる。

借金については「鬼!」ですが、会社を作って利益を生み出すところはスバラシイ功績ではないでしょうか。

因みに、250年返済、江戸時代が終わるまで真面目に支払いしていました。

でも明治になって廃藩置県で薩摩藩がなくなってからは・・・薩摩藩がないわけだから知らん顔。踏み倒し。

薩摩藩にお金を貸していたかわいそうな人は誰でしょう?

多くの商人たちかな。ホント気の毒です。

そして税金を上げたので、農民からも嫌われました。

ただ、島津斉彬やその後の薩摩藩の爆進は、調所広郷たちの蓄えたお金があってこそ。

西郷隆盛だって、調所広郷の恩恵を受けていたといえるのです。

 

 

渡辺謙さん演じる島津斉彬とは、お家騒動からの犬猿の仲だったので、調所広郷の遺族は家も奪われ、身分も下げられました。

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調所広郷(ずしょひろさと)の子孫は?

調所広郷の三男・調所広丈は、名字の読みを「ずしょ」さんから「ちょうしょ」さんに変えました。

戊辰戦争、箱館戦争に参加しています。

その後は北海道の開拓に携わり、札幌農学校長になりました。

更に札幌県令に就任。

その後、高知県知事、鳥取県知事、貴族院勅選議員を務め、男爵となり、華族になっています。

調所広丈の孫(調所広郷の曾孫)は慶應義塾大学の学生だった時に、付き合っていた彼女の両親に交際を反対され、悲しいことですが心中してしまいました。(坂田山心中事件)

現在存命で、調所広郷の子孫とわかっているのは、刀剣刀装研究家で企画コンサルタント、薬丸自顕流顕彰会顧問の調所一郎さん。

一郎さんの名字の読みは「ずしょ」のままです。

 

一郎さんは、鹿児島県が県のPRのために作った「薩摩大使」を任された人なので、現在鹿児島では調所広郷の功績も十分理解されてるんだなってホッとしました。

竜雷太さんが演じる調所広郷も、ただただ薩摩藩のことを考えて働いたんでしょうね!

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