『西郷どん』チェストの意味は何?どんな時に言う?鹿児島では言わないって本当?

   

大河ドラマ『西郷どん』で「チェストー!」って言ってましたね。

第1話の最後にもナレーターが「チェスト!」って・・・

で、「チェスト」ってどういう意味なのでしょう?語源は?

どんな時に言う言葉?鹿児島では言わないって本当でしょうか?

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『西郷どん』チェストって聞いたことある!

「チェスト」ってどこかで聞いたと思ったら、プロ野球です!

福岡ソフトバンクホークスの川崎宗則選手が

「1,2,3、チェスト―!!!」

って言ってましたよね。

調べてみると、とりあえず「チェスト」は鹿児島の方言ということなのですが、意味がわからないのです。

 

じゃあ、どんな時に「チェスト」って言うのでしょうか?

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『西郷どん』チェストはどんな時に言う?

「チェスト」という気合を入れる言葉を使っていたのは、

「示現流(じげんりゅう)」という薩摩藩を中心に伝わった古流剣術

示現流の動画はこちら⇩

スゴイ気合で普通の剣道より「キェェェェ!!!!」って聞こえます!

「チェスト」は聞こえませ~ん!

 

更に調べてみると、「示現流」の12代だった宗家の東郷重賢さんが「チェスト」と言う言葉をご存知で、解説されていました。

 

「“チェスト”というのは、猿叫(えんきょう)と呼ばれる気合いの叫び、自分を鼓舞する時に使う叫び声です。戦が始まる前に自陣で『チェストォォ!』と気合を入れます。『それゆけ』という心の底からの叫び声ですよね。

なるほど、気合を入れる「それ行け」という意味なのですね!

でも動画では、全く「チェスト」って聞き取れません。

それもそのはず…。

実際に斬るときは『エィ』が変換した『キェェェ!』という声になります。

やっぱり言わないんですねー!

 

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『西郷どん』チェストは鹿児島では言わないって本当?

結局、「チェスト」って示現流では使っているわけではないのです。

そして普段の薩摩の人たちも、気合を入れる時と言えば「チェスト」だよね?ってわけでもなく…。

語源も諸説あり、定説なしです。

諸説の一つに、「何も考えるな!」という意味で、「知恵捨てろ」を早口で言うと

「チェストー!」になるのだと言うのがあるのですが、どうかなぁ。

 

もう一つは、薩摩の方言で、『強人』を「チェスト」と読むのだという説。

他には、英語の「chest」ののことで、「かかってこい!」と言っているのだと言う説。

3番目のは違う気がしますね(^_^;)

 

こんなわけで、鹿児島の人にもイマイチ語源がわからない「チェスト」。

現代の鹿児島の人皆が使う言葉ではないとのことです。

特に、幕末ものの小説や漫画で使われて全国に知れた言葉なんでしょうね。

 

因みに、実践的な剣術「示現流」の稽古は、木刀ではなく柞(ゆす)の木の枝を、立木に向かって左右から激しく打つのですが、達人だと

立木に打ち下ろすとき煙が出る。

ということです。

煙が出るって!?

もうすぐ火がつく?

こういう稽古の前に「チェストー!」って言うのかもしれないですね~。

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