NHKの大河ドラマといえば、莫大な制作費で有名ですよね。
朝ドラも屋外のシーンなのにセットで撮影してるし、貴重な受信料をどれくらい使ってしまっているのか…
払うからには何にどれくらい使われたか知りたい!
そこで、
- NHK大河ドラマの制作費
- NHK朝ドラの制作費と民放ドラマとの比較
- 過去のスペシャルドラマの制作費
- NHKスペシャルの制作費
- 紅白歌合戦の制作費
について調査しました!
もくじ
NHK大河ドラマの制作費
これまでのNHK大河ドラマの制作費は
- 「義経」(2005年)・・・約32億円(49話)・・・6,440万円/1話
- 「功名が辻」(2006年)・・・約30億円(49話)・・・6,110万円/1話
- 「風林火山」(2007年)・・・約30億円(50話)・・・6,080万円/1話
- 「篤姫」(2008年)・・・約30億円(50話)・・・5,910万円/1話
少し前の大河ドラマの制作費ですが・・・今も1話あたり平均して5,800万円/1話と言われています。
毎週見ている大河ドラマに、たった45分で5,800万円!
今度から心して観ます(-_-)。
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NHK朝ドラ(連続テレビ小説)の制作費
朝ドラは対がと比べて、安っぽく見えますが、外でのロケが少ない分、制作費はべらぼうに高くて
総額14億〜20億円!
毎回毎回、同じくらいの制作費だったわけではなく、曲入りで、800万~5,000万円/1話という情報もあります!
800万円~5,000万円って・・・
それって適当な金額なのでしょうか?
オープニングテーマ込みで15分ですよ?
そりゃあ、戦後すぐの日本が舞台だったり、撮影セットを作るのもお金がかかるでしょうよ。
でも、朝からそれほど素晴らしいセットじゃなくても
吉本新喜劇か、かつてのドリフターズのように、シーン変えずに面白くする力技も見せてみたら?!って提案したい!
そんな朝ドラの制作費は、民放ドラマと比べて高いの?
民放ドラマの制作費と比較すると概ね割高!
1話あたりの制作費を比較すると・・・
- 民放ドラマの制作費:2,000万円~4,000万円/1話(44~46分間)
- 朝ドラ制作費:900万円~1,300万円/1話(15分間)
民放ドラマの1話あたりの時間はCMや次回予告・オープニングなどの曲を除けば
44分〜46分間。
ということは、単純に朝ドラの3倍の放送時間です。
そこで時間あたりの制作費を比較すると
民放ドラマの制作費 | 2,000万円~4,000万円 |
朝ドラ制作費 | 2,700万円~3,900万円 |
朝ドラの制作費は、2000万円から4000万円の間に収まっているので、多すぎ!ってことはなさそうです。
改めて、1話あたり6000万円くらい制作費をかける大河ドラマは、クオリティが高くて当たり前ですね。
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NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』は制作費もスケールが違う!
司馬遼太郎さん著の『坂の上の雲』が、NHKによって2009年から2011年にかけてドラマ化されたことを覚えていますか?
映像化するのは無理だと言われていた、スケールの大きな戦争を扱ったドラマ『坂の上の雲』。
その総製作費は250億円!
ちなみに、2012年に公開された映画「ホビット」の制作費は257億2,000万円。
そして、「ホビット」と同程度の制作費をかけたドラマ「坂の上の雲」の平均視聴率は14.5%だったのです。
NHKは誰のために「坂の上の雲」をドラマ化したんでしょう…。
しかも制作費が巨額だったので、1年の予算では落としきれず、仕方なく3年またぐドラマになったのでした。
今なら同じクオリティで、もっと安く制作できるんでしょうか?
ちなみに「坂の上の雲」はDVDにもなってます。
↓ ↓ ↓
NHKスペシャルの制作費
NHKスペシャル、観てますか?
私は毎回じゃないけど興味のある回は観てますね。
さて制作費は・・・
約3700万円以下!
Nスペといえば
ナレーションが静かで、民放みたいに同じことを何度も言わないところが好きなのですが・・・時々大失敗もする番組だという認識です。
佐村河内守の『魂の旋律〜音を失った作曲家〜』とか・・・
取材中に分からないの?と思いましたが、NHKホームページにこのような謝罪文が掲載されました。
これまでNHKは、佐村河内守氏をとりあげた番組やニュースを放送してきましたが、本人が作曲していなかったことや、全聾ではなかったことに気づくことができませんでした。 視聴者のみなさまや、番組の取材でご協力いただいた方々に、改めてお詫びいたします。 なぜ、こうした事態を防げなかったのか、調査の結果をご報告いたします。
出典:NHKホームページ
その「NHKスペシャル」1回あたりの制作費は、約3700万円以下。
放送は年間50回なので
3,700万円✖50=18億5,000万円。
ドキュメンタリー番組として、民放の倍くらいの制作費だと言われています。
NHK、節約しつつ良いものを作るという思考がないのか疑問に思います。
NHK紅白歌合戦の制作費
かつて国民の多くが1年の締めくくりに家族で楽しんだ紅白歌合戦。
その制作費は・・・
約3億円!
出演者のギャラは、さぞかし・・・と思ったら、
総額:1,000万円
ということは出演者のギャラ以外が、2億9,000万円。
海外にいるアーティストの中継には、ウン千万円かかります!
(※MISIAのアフリカ中継は5,000~6,000万円!)
その分、ダンサー代をけずるためにAKB48やジャニーズにバックダンスをお願いするなど工夫はしているようですが・・・
紅白では誰が中継で歌うのか注目ですね。
いや、その前に、全ての番組を制作する時に「これ国民から集めた受信料でやるべきこと?」と考えることは必要ですよね。
NHKには、素晴らしい番組がたくさんありますが、受信料で作るのに適正な制作費なのか、もっと世間に問うても良いのではないでしょうか?
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