カビ取りといえば、塩素系のカビハイター!
泡でカビ取りするスプレー式のハイターや、チューブで出てくるハイターもありますよね。
でも塩素系は臭いが気になるし、洗い流せてない場合、カーテンについたら色がはげちゃいます!
だから比較的安全な酸素系漂白剤で、窓のゴムパッキンのカビ取りをする方法をまとめました。
もくじ
窓のゴムパッキンカビを塩素系ハイターで取る時の注意
リビングなどのお部屋のゴムパッキンのカビ取りだって、塩素系が一番簡単!
でも塩素系のカビハイターには、注意点があります。
- カビハイター使用時は換気しながらする。
- 作業中はゴム手袋、マスク、ゴーグルなどで防衛する。
- 有毒な塩素ガスが発生しないように、他の洗剤と混ぜない。
- カーテンにつかないようにする。
- しっかり洗い流す。
どんなに頑張っても、漂白中に刺激臭がするし、小さい子供やペットがいる場合は気になります!
何より自分も臭くて嫌です。(´-ω-`)
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窓のゴムパッキンカビを酸素系漂白剤で取るのは難しい?
窓のゴムパッキンのカビに、塩素系のカビハイターを使わないなら、残るは酸素系漂白剤です。
でも酸素系漂白剤の漂白効果が高いのは、50℃~80℃という温度と水が必要でした。
窓のゴムパッキンを50℃~80℃のお湯に付けておくことは、ハッキリ言って難しい!
もう望みはないのか!?
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窓のゴムパッキンカビを酸素系漂白剤で取る方法
私たちにはまだ望みはあります!
窓のゴムパッキンのカビを取るために、酸素系漂白剤をペースト状にすること。
でも過炭酸ナトリウムと重曹をペースト状にすると、pHが低め(中性に近い)ので、過炭酸ナトリウムの効果を下げることになると思います。
だから、酸素系漂白剤でカビ取りペーストを作るなら、pHがアルカリ性(弱アルカリ性じゃなくて)で・・・ということで
酸素系漂白剤を使ったカビ取りペーストを手作りするなら、消石灰が良いのです。
消石灰は強いアルカリ性だし、酸素系漂白剤のpHを下げないから一石二鳥!
では酸素系漂白剤でカビ取りハイターを作る時に使うものは?
使うもの
- 酸素系漂白剤
- 消石灰
- ヘラ
- ゴム手袋
- マスクやメガネ
- 霧吹き
- 古歯ブラシ
- 雑巾
消石灰はホームセンターで買えますが、園芸用なので内容量が多い!
もしお近くの100均で少量タイプがあれば、そちらを購入するか、こんにゃく用の食用のものが良いかもしれません。
園芸用の「消石灰」はこんな大袋。⇩
普通、少なくても1kg入りです。
こんにゃく用(食品添加物)の水酸化カルシウムは、100gや500gで買えます!
⇩
知り合いに農家の方がいれば、少しだけ分けてもらうのが最善の策だと思います。
※「消石灰」ではなく、「生石灰」を使うと発熱してして、火傷のおそれがあるので注意して下さい。
細かい粉末の消石灰は、扱う時にむせてしまいことがあります。
だからマスクや眼鏡を付けておくと安心です。
消石灰も酸素系漂白剤も、素手で触ると手荒れするかもしれないので、ゴム手袋をつけましょう!
ヘラはプラスチックやステンレスのスプーンでもOKです♪
消石灰と酸素系漂白剤の割合は、1(g):4(g)です。
酸素系漂白剤を使うカビ取り方法
消石灰(水酸化カルシウム)10gに、約50℃のお湯30ccを加えて混ぜ混ぜ。
1~2時間放置。(乾くようなら霧吹きで水をかける)
ポイントは、途中でペーストが乾かないようにすることと、手早く混ぜることです。
注意すること
アルミ製や銅製、木製の桟にペーストが付着すると変質や塗料がはげて色が変わってしまうので使わないで下さい。
そして、酸素系漂白剤のカビ取りペーストは作り置きできないので、使う時に使う分だけ作るようにして下さい。
カビ取りペーストを作成・使用は自己責任にてお願いいたします。m(_ _)m
最後に
正直言って、簡単さを求めるなら塩素系のカビ取りハイターが良いと思います。
でもハイターをキレイに洗ったり拭ったりするの仕上げは難しいですよね。
仕上げの安心さを求める結果、「カビ取りペーストの手作り」という選択肢もアリだと思います。
掃除を極めようとすると、最終的には科学の勉強になります。
中学や高校の理科の勉強で取り入れてくれたら、もっと子どもたちが年末大掃除の手伝いを・・・してくれないかー(。-`ω´-)ンー
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