夏休みはどうしても子供たちが家にいる時間が増えます。
子供たちが家にいる時間が増えると、どうしても兄弟姉妹のケンカ回数も増えるわけで・・・
お母さんお父さんとしては、イライラするしどうにかしたい!
そこで今回は、子供たちのケンカを仲裁する時の方法は、どんな方法が良いのか考えてみました。
喧嘩両成敗で良いのでしょうか?それとも・・・
もくじ
兄弟姉妹ゲンカの原因は?
兄弟姉妹のケンカは、幼いからこそ喧嘩になっていますよね。
- 我慢できなかった。
- 遠慮なく相手が嫌な気分になることを言ってしまった。
- 相手をからかって怒らせた。
- 相手のものを勝手に触った。
- 八つ当たりした。
などなど、挙げていけばキリがないくらい兄弟姉妹のケンカには理由があります。
でも殆どの場合は、ケンカの原因となる言動をお友達には言わないし、やっていないのではないでしょうか?
結局の所、兄弟姉妹のケンカの原因はこの2つに絞られてきます。
- 遠慮のなさ(思いやりが足らない)
- 自己中心的な言動(自分ファースト)
アスペルガーなどの発達障害児を除き、どちらも心がけ次第だし、成長していけば理性で抑えられるようになるものです。
つまり、兄弟姉妹喧嘩の原因は、「子供たちが未熟だから」だと考えられます。
スポンサーリンク
兄弟姉妹のケンカに何をするのが良い?
「兄弟姉妹のケンカは、子供が成長するために必要なことだから、怪我しない程度に見守っておけばいい。」という人もいます。
確かに、兄弟姉妹のおかげで、自分の悪いところに気づけて、社会に出てからの人間関係を築く時に役に立つ、というのはあるでしょう。
兄弟姉妹の喧嘩になる前からの会話を聞いていたら、どっちも悪かったので「喧嘩両成敗」として双方を同じように叱ることもあるでしょう。
でも、完全にお兄ちゃんが悪かったのに、お母さんは助けてくれなかったら?
絶対に弟だけが悪いのに、兄の自分も同じように罰を受けたら?
子供はどう感じるでしょう?
お母さんやお父さんは理不尽だ!
大人はちゃんと見てくれない!
と、感じるのではないでしょうか?
自分が悪くない!と本気で思っている子供には、大きな不満が溜まっていきます。
だから兄弟姉妹ゲンカの仲裁方法は、お互いの言い分を聞くことです。
この時大人は、静かな落ち着いた声で子供に聞きます。
そして共感できるところはしっかり共感してあげて下さい。
例えば被害者側の子供への仲裁方法は
「弟に◯◯て言われて腹が立ったんだ!」と兄が言うなら
「なるほど。それは腹が立つよね!」と共感してあげましょう。
子供はお母さんやお父さんに「腹が立つ出来事」を共感してもらえれば、かなり落ち着きます。
もし「腹が立つから殴っていい?」と尋ねられたら、「殴るのはダメだけど、他の方法を考えよう!」と提案してみると良いですよ。
例えば美味しいお菓子を食べるとか、子供の好きな遊びをするとか、親の体験談や失敗談などを話してあげると、子供の怒りはかなり落ち着きますよ。
加害者側の子供への仲裁方法は
かなり意識して落ち着いた声で、やってしまったことを聞きましょう。
子供は正直に言って叱られることを恐れています。
だから、兄弟姉妹を怒らせることを言った自分を客観視出来るように、できるだけ落ち着いた雰囲気で聞くと良いです。
客観的に自分の過ちを知ること、つまり「他の人から見ると悪いことやったよね。」ということが理解できれば、少しずつ謝ることや仲直りも出来るようになります。
今すぐ出来なくても叱らなくていいですよ。
ただ「仲直り出来るのを待ってるよ♡」という親の気持ちは伝えてくださいね。
スポンサーリンク
最後に
兄弟喧嘩は遠慮がないので、時々暴力に発展します。
特に歳の小さい方は力が弱いので、物を投げたりしがちです。
小さなケンカまでお母さんやお父さんが見守る必要はないですが、まずは怪我がないことを目標にして、次に仲裁を考えてあげると良いと思います。
ここで紹介した兄弟姉妹ゲンカの仲裁方法は、あくまでも発達障害の傾向のない子供たちを対象にまとめています。
兄弟喧嘩で疲弊するお母さんやお父さんが、少しでも楽になりますように…。