久しぶりに使うエアコン風が臭い?ホコリが気になる?
エアコンの中には熱交換機があり、ファンやその周辺は湿気てカビが生えやすいのです。フィルターにはハウスダストや花粉がいっぱい!
本格的にエアコンを使い始める前に、自分でエアコン掃除をやってみましょう!
ここでは自分でエアコン掃除をするための予備知識、用意するもの、掃除方法、注意点などを紹介します。
もくじ
エアコンの掃除を自分でする前に知っておきたいこと
エアコンの掃除は、プロに頼むと1台で1万円程度です。
スプレー式のエアコン掃除洗剤は1本500円~1000円程度。節約のためにスプレー式洗剤を使って、自分で掃除したい気持ちはわかります。
でも、エアコンはとても複雑な家電なので、素人が分解して内部まで掃除するのは困難ですし、故障の原因や、洗剤を落としきれず、細菌の温床になりかねません。
エアコンの本格的な掃除は、5~7年に一度で大丈夫なので、奥までキレイにするのはプロに頼むことをオススメします。
そんなわけで、ここで紹介する自分でエアコン掃除する方法は、”素人でもできるエアコンのメンテナンスとしての掃除”と言えます。
エアコンのフィルターがホコリで目詰まりしていると、余計に電力使って電気代が高くなるし、ホコリや花粉、カビの胞子を吸い込んでしまって健康面でも心配です。
「お掃除機能」つきのエアコンでもフィルター掃除をしなくてよいわけではありません。定期的にキレイにして、エアコンを気持ちよく使いたいですね。
では掃除する時に用意すべきものを紹介します。
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エアコンを自分で掃除するために用意するもの
エアコンの掃除をするからと、特別な道具をわざわざ買いに行く必要はありません。
エアコン掃除を自分でする時に用意するものはこちらです!⇩
- マイクロファイバーの雑巾(数枚)
- 掃除機
- ハケ or ブラシ
- 台所用洗剤
- スポンジ
- 新聞紙
マイクロファイバーのの雑巾は、ウエスでも代用できますが、マイクロファイバーのの方が拭いた時にホコリが残りにくいです。
それに100均でも買えますね。
ハケ or ブラシは、エアコンフィルター掃除に使います。古歯ブラシでも、普段掃除に使っているブラシがあれば、わざわざ買わなくても大丈夫です。
台所用洗剤は、食器洗いで使っている洗剤でOKです。
スポンジは、エアコンフィルターに使います。
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エアコンを自分で掃除する方法
では早速、自分でエアコン掃除をする手順を説明します。
1.エアコンのコンセントを抜く。
コンセントがない場合、ブレーカーを落としておくと安全ですが、掃除機を使うことも考慮して下さい。
2.エアコン表面のホコリを掃除機で吸い、湿らせたマイクロファイバーの雑巾で拭く。
雑巾でフィルターを拭かないようにして下さい。ホコリが目詰まりすることがあります。
3.エアコンのパネル部分を開け、フィルターとその周辺に掃除機をかけます。
先に掃除機をかけておくと、フィルターを外す時にホコリが舞いにくいです。
4.床に新聞紙をひいておき、エアコンのフィルターを外して新聞紙の上でブラシでホコリを書き出しながら掃除機をかける。
ベランダや庭で作業が出来るなら、新聞紙はなくてもいいですね。
ブラシをかけるのも掃除機をかけるのも、フィルターの外側からです。内側からすると、フィルターの目詰まりの原因になります。
5.お風呂場で、フィルターの内側からシャワーで水をかけ、薄めた洗剤で洗う。
空気中には油分があるので、タバコを吸っていなくても、フィルターには油分が付着しています。薄くめた洗剤を含ませたスポンジで優しく洗うだけで、ピカピカになりますよ!
6.フィルターの水を切り、乾燥させる。
「お掃除機能」付きのエアコンは、フィルターを乾燥させる間にダストボックス内のホコリを取っておきましょう。(各メーカーの説明書をよく読んでメンテナンスしてください。)
7.エアコンの外側と吹き出し口を、洗剤を含ませた雑巾で拭き掃除する。
フィルター掃除の場合と繰り返しになりますが、空気中の油分とホコリは、水拭きだけより洗剤を使ったほうが簡単にきれいになります。食器用洗剤を薄めて使っても良いし、そのままで使える便利な洗剤もあります。⇩
↑洗剤は、あくまでもエアコンの表面の汚れ取りに使います。
細かい所は、すみっこ用の⇩こんなスポンジがあると便利。
もちろん、割り箸などの先にウエスをつけてもOKです。エアコンを傷つけないように、ホコリを奥に押し込まないように気をつけて下さい。
8.乾いたエアコンフィルターを取り付けて、送風コースで20分以上運転します。
この作業は、エアコンを乾燥させるためのものです。エアコン内部を乾燥させることでカビを防ぎます。
9.ブラシや雑巾を使って室外機の外側の汚れを拭き取り、周囲を掃除する。
室外機は外にあるものですが、ホースで水をかけて洗ったり、高圧洗浄機で掃除するのはNGです!
室外機の内部には、水に弱い部品もあります。故障の原因になるので、周囲のゴミを取り除き、外側の汚れを取る程度にしておきましょう。
最後に
専門家によるエアコン内部のお掃除は、普通は毎年しなければいけないことではありません。
ここで紹介した自分でエアコン掃除をする方法は、月に2回が目安です。
ホコリや油汚れを取り除き、送風でエアコン内部を乾燥させる掃除をこまめして、出来るだけキレイな空気が出るように保つようにしたいですね。
電気代の節約にもつながるし!
更に電気代節約を狙うなら、室外機に直接のせる日よけより、室外機から1m以上離れたところにすだれなどで日陰を作り、室外機自体を日陰にしてあげる方が効果がありますよ。
今年の夏も気持ちよくエアコンを使えますように…。
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