着物の着付け完全初心者でも、独学で訪問着を着れるようになります!
ここでは私が、訪問着の着付けを独学でマスターした方法を紹介します。
私が独学に使ったDVD付きの本と、一人で着物を着るためにそろえた便利グッズの数々を、全て紹介しちゃいます!
もくじ
一人で訪問着を着付けするのを学ぶ本・DVDと無料動画
まず、私が実際に使って、本当に独学で訪問着の着付けができるようになったDVD付きの本を紹介します!
私が着物を一人で着られるようになったのはこの本のおかげです⇩
(ただ…今は在庫がなくてDVD付きで売っていません)
この「DVDで覚えるきものの着つけと帯結び」という本は、
- 普段用の着物
- 訪問着
- 浴衣(男性用も女性用も含む)
- 女性用の袴
- 振袖
の着つけ方法を解説しています。
(※振袖は、自分でやる着付け方法ではなく、誰かに着せる着付け方法です!)
私が買ったDVD付きの本は、新品で買っても1620円なので、お教室に通うことを思えば破格の安さです。
結果はこちら⇩
私が購入したDVD付きの着付け本は、現在Amazonでも楽天でも取り扱いがなくなりましたので代わりのテキストDVDを紹介します!
↓ ↓ ↓
(2025/01/13 15:53:04時点 Amazon調べ-詳細)
もちろん、他の本&DVDでも構いませんが・・・
カジュアルな着物の着付けじゃなくて訪問着の着付けを学びたいので、しっかり訪問着の着付けを教えてくれる本&DVDなのか、しっかりチェックしてから購入してくださいね!
または!
もっと安く独学で着付けできるようになりたければ、YouTubeで見れる無料動画で学んでも良いですね。
YouTubeで詳しく着付けを解説しているのは、青山きもの学院さんです。
↑青山きもの学院さんの、21編からなる着物の着方動画です。
各部位の説明から、着る前の準備や着崩れの直し方まで詳しく説明しています。
では、独学での訪問着の着付けは、どれくらいの期間頑張って練習すれば良いのでしょうか?
【訪問着の着つけ】練習期間はどれくらい?
訪問着を一人で切れるようになるには、どれくらいの頻度で練習を続けるかにもよります。
もし毎日1回着付けの練習をするなら、1か月もあれば独学でも余裕で着られると思います。
私は平日の昼間、子供のお昼寝の時間にDVDを見ながら練習して、ちょうど1か月で独学でも着物を着れるようになりました!
着付けの練習は、初心者が最初から最後まで通してやるのは難しいので、徐々に鳴らしていくのがおすすめです。
例えば
- 1週目:襦袢から訪問着を着るところまで練習。
- 2週目:帯を付ける練習まで練習。
- 3週目:帯揚げを整えるところまで練習。
- 4週目:ヘアセットから最後まで通しで練習。
のように、少しずつステップアップしていくと、無理なく着付けできるようになりますよ♪(^^)
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独学で訪問着を着付けする時におすすめの便利グッズ
独学で訪問着を着つけするとき、一人で頑張るわけですからね!
便利グッズは絶対持っていた方が良いです!
そこで私がおすすめする、持ってて良かった着付け便利グッズは・・・
- タオル4枚程度(体型補正のため)
- 襟クリップ(大きな洗濯ばさみでもOK)
- ゴムベルト(コーリンベルト)←超重要
- 前結び板(くるピタッ)←超重要
着付け便利グッズは、これいいかも!と思ったら、買って試してみると良いです。
襟クリップは、あった方が良いけど、大きな洗濯ばさみで代用できなくはないですね。
でも私の経験では、ゴムベルト(コーリンベルト)は着崩れ防止になって、ものすごく良かったです!
ゴムベルト(コーリンベルト)の使い方はこんな感じです!↓
値段も安いのに、ものすごく役に立つ着付けグッズで、私的には「発明品」レベルの良いものです。
そして、最大の難関「帯結び」で便利だったのが、「くるピタッ」です!
私が時々着付けの相談にのってもらっていた、旅館の若女将から聞いた話では
「手がつるから、帯は前で結んで後ろに回す!」
と言うのです。
なるほど!と思って、帯を結んで後ろに回してみたのですが、思いっきり着物が崩れまして・・・
その時に見つけたのが、この「くるピタッ!」です。
「くるピタッ!」の表面はサテン生地になっていてツルツルなので
着物が崩れることなく前で結んだ帯を、後ろに回すことができました!
訪問着の帯は長くて重くて、手を後ろに回して結ぶなんて、本当に大変です。
着付けを手伝ってくれる人がいないなら、前で結べる「くるピタッ!」は欠かせない便利アイテムですよ!(^^)
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独学で訪問着を着付けする時に気を付けること
独学で訪問着の着付けを、完全な着付け初心者がマスターするのは、1種間くらいでできることではありません。(私調べ)
寒い部屋で練習していても、うまく着付けできなくて脇汗をかきます!!!
もちろん、首からも、手のひらからも汗をかきます´д` ;
ということは、大切な訪問着に毎日のように汗が付いてしまうことになりますよね?
だから、訪問着の着付けを練習する前は、毎回濡れタオルで汗を拭いておきましょう。
特に首回りと手のひらの汗は、念入りに拭いてください。
手がかさついても、ハンドクリームは絶対NGです!
そして毎日、お風呂で首回りの垢も洗い流しておきましょう!
ヘアスタイル
着物を着る時、特に訪問着を着る時はヘアスタイルも重要です。
訪問着を着てお出かけする前日に、美容院に行っておくか
日々、ヘアスタイルも練習しておいた方が良いです!
私は息子たちの入学式に向けて、髪を伸ばしてポニーテール部分をウイッグで仕上げました。
私の使ったウイッグとよく似ているのがこちら↓
髪を後ろで一つにまとめてお団子を作り、ウイッグをかぶせるだけで訪問着を着ても良く似合う髪型になります!!!
おかげで、全く美容院にお世話にならずにヘアスタイリングも自分で済ませ、訪問着も着ることができました。
自分が主役の成人式ではなく、卒業式や入学式、親戚のお祝いの席などで訪問着を着る時の主役って、自分じゃないですよね?
だから私は、美容院に行って頑張り過ぎな髪型より、シンプルなヘアスタイルの方が素敵だと思います。
さいごに
実は私、独学で着付けにチャレンジする前に、何人かの着物の専門家(?)に
アドバイス質問したんです。
着付けの免許を持っている知人に「訪問着って独学で着れるようになる?」と質問してみたところ
「無理でしょ!(笑)」
という答えでした。
でも、旅館の女将さんや、料理屋の女将さんに同じ質問をしたら
「大丈夫よ~(^^)着れる、着れる♪」
という答えが返ってきました。
よく考えてみたら、着物って昔の人は毎日着てたんだし、訪問着の着つけを自分でやるのは難関かもしれなくても、不可能ではないはずですよね!
浴衣より訪問着の着つけが難しいのは覚悟しないといけませんが、本当に不可能ではありません!
実際に、私はたった一人で着付けして、長男の入学式と次男の入園式に出席したんですから!
実際に一人で着付けした画像がこちらです。⇩
↑どうでしょう?
専門家から見たら、マズイところがたくさんあるかもしれませんが、まぁ普通に着れてるでしょ?
1ヶ月間、みっちり特訓する覚悟は必要ですが、やってやれないことはないです!