朝の忙しい時間帯に、「今日は保育園に行きたくない…。」と子供が登園拒否すると焦りますよね!
ここでは子供が「保育園へ行きたくない。」理由や、その理由別に対処法を紹介します。
もくじ
行きたくない子供の行き渋り方
「今日は保育園に行きたくない…。」と行き渋る子供。
その行き渋り方も幾つかパターンがありますよね。
- 泣く
- 時間をかける(ゆっくり食べたり、ゆっくり着替える)
- 仮病を使う
うーん、どれをされても困ります!
子供がどの方法で保育園に行き渋るのかは、性格にも寄りますよね。
では次に、子供が保育園に行きたくない理由を見ていきましょう。
スポンサーリンク
保育園へ行きたくない理由
子供が「保育園へ行きたくない」と言う時、次のような理由が考えられます。
ママと離れたくないから
子供が保育園に行きたくない理由のダントツトップが、「ママと離れたくないから。」です。
生まれてからずっと、毎日ほぼ24時間一緒にいたママと離れるなんて不安で当たり前ですね。
泣きながらママを呼ぶ我が子を預けて仕事に行く時、ママだって涙が出ちゃいます。
休み明けでまだゆっくり過ごしたい。
毎週月曜日、連休明け、お盆明けに正月明け。
楽しい非日常から現実に戻されるのが辛いのは、大人も子供も同じなんですね。
ただ気が乗らないから
ただ気が乗らないからって、見方によってはただの”ワガママ”にも見えますよね。
本当にただの”ワガママ”なのか、見極めるのはママです。
保育園でトラブルはないのか、先生によく相談して「行きたくない」理由が”ワガママ”かどうか判断して下さい。
お友達や先生と上手くいっていない
お友達と上手く遊べない、先生と馴染めないというのは、それほど珍しいことではありません。
ママだって、ママ友と上手く付き合えなかったり、先生と気が合わないことがありますよね。人間だもの。
スポンサーリンク
保育園へ行きたくない子供への【行き渋り】対処法
では子供が保育園に行きたくない理由別に、対処法を解説します。
ママと離れたくないのが理由なら
保育園に行きたくない理由が、「もっとママと一緒にいたい」,「ママと離れるのが不安」という場合は、いっぱい抱っこして、「ママもあなたのこと大好きだよ」と伝えて、「◯時になったら必ず迎えに来るよ。」など具体的なことを伝えると良いですね。
貴方の子供が、まだ時計を読めなくても、保育園の先生にタイムスケジュールを聞いて、「◯◯の次はママが迎えに来る」など先の見通しがつくような説明をするとわかってくれたりします。
他には、お迎えの後は必ず「おかえり抱っこタイム」を作るのも効果的です。
保育園から自宅に帰った後、しばらく子供を抱っこして、お膝の上でおしゃべりするのです。
最初は数分間の「おかえり抱っこタイム」が必要な子供でも、次第に一瞬抱っこするだけで満足してママから離れるようになります。
子供を抱っこしたり「ママと一緒にいたいから保育園を休みたい。」なんて、子供が小さなうちだけの貴重な時間なんですね。
休み明けでまだゆっくり過ごしたいのが理由なら
大人だって、連休明けの平日は仕事に行きたくない!
子供だって同じです。
「◯◯ちゃんの気持ちわかるよ!ママも仕事に行きたくないよー!でも頑張って行ってくるよ!◯◯ちゃんも応援してくれる?」
とママの応援を頼んでみて、次は子供を応援します。
帰宅後にどんなおやつを食べようか?とか、夕飯は子供の大好きなおかずにするとか、親子で帰宅後の楽しみを相談するのも良いですね。
未来の幸せを想像しながら、今のちょっとした辛さを、子供に乗り越えさせてあげて下さい。
泣いてしまってもギュッと抱きしめて気持ちを受け止めつつ、保育園の先生にお任せしましょう!
ただ気が乗らないのが理由なら
子供にも人権はあるし、遊び方の好みもあります。
でもここで譲れない条件は何でしょう?
保育園なら、ママがお仕事をするために、自宅で子供の保育ができない場合、子供の気分で保育園に行くか行かないかを決めることはできません。
ママが専業主婦で幼稚園に行っている場合も、集団生活の中で「気分」だけで自分勝手な行動をしてはいけないことを教えなくてはなりません。
見極めるのは難しいと思いますが、
- 熱はないか?
- 顔色は良いか?
- 良いうんちがでているか?
など体調もチェックして、問題なさそうなら後は保育園の先生に任せましょう。
「保育園に行きたくないと言っています。」など具体的なことを先生に伝えておけば、普段から気をつけて見ていてくれたり、保育園に行きたくない理由を一緒に考えてくれますよ。
お友達や先生と上手くいっていないのが理由なら
まだ保育園児は、悪気なくお友達にキツイことを言ったりしますし、身体が大きな子は実力行使したりします。
そして先生も人間ですから、子供と相性の良し悪しもあります。
まずはママが子供の気持ちを受け止めて、「ママはいつでもあなたの味方だよ!大好きだよ!」と子供に伝えましょう。
それから先生に、「お友達と上手くいっていなくて、保育園に行きたくないようです。」など相談します。
「先生が怖い」ということが理由なら、まずはママが先生と仲良くなれるように、送り迎えの短い時間でも、子供のことについて話をしてみましょう。
- 子供が家で話してくれたこと。
- 子供と一緒に体験したこと。
など、日常の些細な話題を話すのです。
ママが先生と仲良くお話していると、子供の先生に対する警戒心も和らいで、保育園に馴染みやすくなりますよ。
最後に
時間がないときや、ママが忙しい日に子供が「保育園行きたくない。」と言うと、ついつい焦ってしまいます。
「ママがお仕事しないとご飯を食べられないよ!おもちゃも買えなくなっちゃうよ!」と言ってしまったことがあっても、次は焦らず子供の様子を見てあげれば大丈夫です。
まずは子供の様子を見て、保育園に行きたくない理由を考える。それから対処方法を考えていきましょう。
困った時はママが一人で抱え込まず、保育園の先生や信頼できる先輩ママに相談して下さいね。