NHKあさイチで、スーパーフードとして海藻の”アカモク”が取り上げられました。
アカモクには花粉症改善効果があり、ダイエット効果もあるということです。
というわけで今回は、アカモクの健康効果と美味しい食べ方を紹介します。
もくじ
アカモクの健康効果
アカモクはひじきより赤っぽく、ふのりより黒っぽい海藻です。
海藻は食物繊維も豊富でポリフェノールやミネラル、ビタミンKも豊富なのですが、今回はあさイチで紹介された健康効果をお伝えしますね。
花粉症改善効果
中部大学客員研究員の薬学博士・林 京子さんの研究で、嬉しい結果がでました。
マウスでの実験によると
花粉症のマウスにアカモクを与えたわずか三日後、花粉症の症状が1/3に減少したというのです。
アカモクは免疫力向上に役立つというフコダインを沢山含んでいて
フコダインが、アレルギー症状を和らげると考えられています。
フコダインの効果を得るために、毎日食べるアカモクの量は、わずか300mg(0.3mg)!
熱を加えても効果に変わりないんです。
アカモクのダイエット効果
北海道大学大学院水産科学研究院の教授・宮下和夫さんによると
アカモクに多く含まれるフコキサンチン(赤い色素)に、脂肪燃焼細胞を増やす効果があるので、脂肪燃焼につながるそうです。
アカモクに含まれるフコキサンチンの量は…
- ワカメの2倍
- 昆布の6倍
これは嬉しい情報です!
でも、フコキサンチンは、食べても1日で体内からなくなるので、毎日食べる必要があります。
そして、アカモクのダイエット効果を得るには、一日10g食べることが望ましいです。
更にアカモクのフコキサンチン効果を得たいなら、旬のアカモクがベスト。
アカモクの旬は春です!
とはいえ、アカモクを毎日10g食べ続けるのって、楽じゃなさそうですね。
では次に、アカモクの美味しい食べ方を紹介します。
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アカモクの美味しい食べ方
ここでは、アカモクを加えて美味しく食べられるメニューを紹介します。
味噌汁にアカモクを
乾燥アカモクなら、ハサミで適当に切って、ぬるま湯に10分間つけてから味噌汁に加えます。
とろっとした味噌汁になりますよ。
アカモクの酢の物
水で戻したアカモクに、ザルに入れて熱湯を通します。
手作り又は市販の酢の物用の酢をかけて出来上がり。
アカモクのかき揚げ
乾燥アカモクをそのまま使います。
アカモクの硬い茎より先の部分を、スライスした好きな野菜と一緒にかき揚げにします。
ヌルヌルが嫌いな人にオススメのメニューですね。
卵焼き
乾燥アカモクなら、ぬるま湯で戻し(10分間)。解凍しただけで、そのまま食べられる冷凍アカモクも販売されています。
アカモクを短めに切って、卵と混ぜていつも作る要領で卵焼きを作ります。
家族に食べさせやすいはず!
佃煮
乾燥アカモクをハサミで短くきって、ぬるま湯で戻します(10分間)。
佃煮の調味料の割合は
酒:みりん:醤油:砂糖=1:2:3:4(大さじ)
を参考にして下さい。
少し生姜を入れると、更に美味しいです。
その他
ぬるま湯で戻したアカモクは、サラダやうどん、納豆にそのまま入れても美味しく食べれます。
アカモクは主役にこそなりませんが、乾物ならキッチンに常備しても良いですね。
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最後に
アカモクは海藻なので、身体に良いだろうとは思っていても、まさか花粉症に効果があるかもしれないというのは驚きですよね。
ぜひアカモクを食べ続けたい!という貴方、もし売り切れてしまっても
花粉症改善効果が期待できるフコダインなら、昆布やメカブ、モズクなどの海藻にも多く含まれています。
ダイエット効果があるというフコキサンチンは、含有量が半分ではあるものの、ワカメにも含まれています。
色々な海藻を食べて、花粉の季節も元気に過ごしたいものですね。
できればダイエットも…。
ふりかけもあります!⇩
ふりかけなら、これ以上ないくらいアカモクを手軽に食べれますね。
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