冬物コート・ジャケットを上手に収納・保管する方法を
素材別にわかりやすく紹介します!
収納・保管の前にやることや
などの
をまとめています。
冬のコートやジャケットは、お値段もそこそこで、数年間は使うものですよね。
だから
出来るだけ永くキレイに使いたい!
貴方のお気に入りの冬コート・ジャケットを、来冬も気持ちよく着られるように
冬が終わった後の「コートの正しい保管方法」について、しっかりお伝えしていきます!
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もくじ
冬コートの収納・保管の前に
「私の冬コートの色は、ブラックだから・・・。」や
「今年は出番が少なくて、2~3回しか着てないんだよね。」などの理由で、冬コートをそのまま収納・保管するのはNGですよ!
一度でも袖を通した冬コートは、洗濯してから収納・保管します。
人間の皮脂などが付着していると、天然繊維の冬コートなら虫を呼び寄せているようなものです。
ポリエステルなどの合成繊維の冬コートでも、時間が経過した皮脂は、黄ばみの原因になるし、ダニの温床になります。
クリーニングに出すか、自宅で優しく洗濯しましょう!
きっとご近所のクリーニング店でもセールをする時期なので、お得にクリーニングできるように情報収集しましょうー!
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冬コートの収納・保管~シワにならないために
殆どの冬コートは、普段着る前にアイロンがけしたりしませんよね?
だから、ニットコート以外の冬コート収納は「掛ける収納」がベストです。
通常の冬コートの収納・保管方法はこちら
冬コートにシワを作らない基本の収納・保管方法
冬コートの保管までの流れです。シワとおさらば!
※冬コートは重いので、厚みのある立体的なハンガーを選びましょう。
冬コートは、この方法で収納・保管するのが一番良いのですが
- 家族が多いから冬コートでクローゼットが埋まっちゃう。
- カジュアルな素材なので、シワが気にならない。
- ニットコートなので、ハンガー収納では伸びる。
という場合は、畳んで収納するのもありです。
そこで、シワが気にならない素材の冬コート収納・保管方法はこちら!
シワにならない素材の畳む収納・保管方法
元々シワになりにくい素材なら、やさしく畳んで保管します!
シワが気にならない冬コートなら、畳んで衣装ケースに入れておけば問題ないです。
衣装ケースにギュウギュウに詰め込むと、シワになります。
空間に余裕のある収納を心がけましょう!
続いて、素材別のコートの収納方法です。
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ダウンコートの収納方法
ダウンのコートは、ハンガーにかけて収納しちゃうと
肩部分のダウンが下にずれて、上部が薄くなってしまった経験はありませんか?
だから、ダウンコートはハンガー収納より、衣装ケースに収納する方が良いです!
シワにならないようにフワッと畳んで、衣装ケースに入れて保管します。
防虫剤と除湿剤をダウンコートと一緒に入れておきましょう!
もし保管場所がなければ、クリーニング会社の保管サービスを使う方法があります。
プロに保管してもらえば、何も考える必要はないですね♪
冬コート・ジャケットの保管もしてもらえるクリーニング会社で代表的なのは、「リネット」です。
リネットの料金など詳しいことは公式ページをチェック!
⇒お洋服を預けてクローゼットがすっきり【リネット保管】
ニットコートの保管方法
ニットコートも、ダウンコートと同様に
ハンガー収納に向いていません。
洗濯 or クリーニングの後は、フワッと畳んで、防虫剤と一緒に衣装ケースで保管しましょう。
カシミアコート・ウールコートの収納方法
カシミアはヤギの毛、ウールは羊の毛でできています。
動物の毛でできたものは、虫に食べられやすい素材。
普通にハンガー収納しているだけでは、虫食いの被害にあうことも…
そこで、カシミアやウールのコートに理想的な保管方法は
1.太めのハンガー収納
2.防虫機能付き衣類カバーを使う
3.クロゼット用防虫剤・除湿剤を使う
4.時々空気を循環させ、カビ防止をする
という方法です。
かつてウールのコートについていた、米粒大の虫のまゆ、忘れてなるものか!!!
本物のファー(毛皮)付きコートの保管方法
本物のファー(毛皮)付きコートを保管する前に、絶対やっておくべきことは
クリーニングに出すこと!
ファー(毛皮)は動物の毛・革なので、害虫の餌そのものです。
そして汚れが付いたままだと、早く傷んでしまいます。
だから、必ずクリーニングに出してキレイにしてから保管します。
ファー(毛皮)の保管ポイント
- 光とホコリを防ぐ、黒っぽいカバーでフワッと覆う。
カバーでファーがつぶれる場合は、取り外せるファーなら取り外して
箱などに入れて保管しましょう。 - 冷暗所に保管する。
理想の保管湿度は約50%と言われています。
除湿剤は使わない方が良いです。 - 防虫剤を1種類使う。
防虫剤は絶対使った方が良いです。
防虫剤は、2種類以上一度に使うと、防虫剤同士が化学変化する恐れがあります。
自宅に余っていても、1種類のみ使ってください。
フェイクファー付きコートの保管方法
フェイクファーは化学繊維でできているので、本物のファー(毛皮)より管理は楽です。
でも人間の皮脂が付着したままだと、劣化が早いです。
必ず洗濯してから保管して下さいね!
フェイクファーは、クリーニングに出すことが基本ですが、化学繊維なので
洗濯表示が「自宅での洗濯不可」でも、意外と洗えます!←自己責任でやりましょう(;´∀`)
↓大まかな洗い方です。
フェイクファーの洗い方
水分が完全に乾いたら保管します。
フェイクファーの保管方法は・・・
- ホコリよけにカバーをかける or 衣装ケースなどで保管
- ファーがつぶれないようにフワッと収納
- 防虫剤は入れても良い
化学繊維のフェイクファーは、基本的に虫に食べられません。
でも皮脂やフケなどが付着していた場合、虫が食べに来るので、念のため防虫剤を入れて保管しておくと良いです。
レザージャケットの保管方法
レザージャケットは、乾燥による痛みを防ぐために
専用のクリームを塗ってから、ハンガー収納します。
- しっかりレザー専用クリームを塗る。
(我が家では、ミンククリームを愛用してます。) - 太いハンガーにかける。
- 不織布のカバーをかける。
- 時々風を通す。(カビ防止)
レザージャケットは何か月も放置していると、カビが生えることがあります。
除湿剤を使っていても、1ヶ月に1度は風を通すようにしましょう!
冬コート収納・保管方法の注意点
冬コートは、洋服の中で一番かさばりますよね?
とくにダウンのコートは、布団のようなかさばり方です!
最近は、衣類用の圧縮パックがあるので、冬コートをコンパクトにして収納したい人は興味のあるところだと思います。
実は、私も衣類用圧縮パックで、ダウンのコートを収納したことがあるのですが、次の冬になり、圧縮袋から出して驚きました!
ダウンコートの生地表面が、シワシワになっていたのです!
ですから、衣類用圧縮パックで冬コートを収納・保管する場合、圧縮によってシワが出来る素材なのかをよーくチェックして下さい。
さいごに
冬コートの洗濯の基本はクリーニング店に出すことです。
間違いなくキレイに洗ってくれるし、形も崩れません。
お洗濯の上級者なら、ダウンのコートなどを自宅でも洗濯しますが、アイロンがけが必要な冬コートはプロに任せましょう!
クリーニング店のサービスの中には最長9ヶ月間、冬コートを保管してくれるサービスもあります。→お洋服を預けてクローゼットがすっきり【リネット保管】
クリーニングと収納をまとめて引き受けてくれるサービスを利用すれば、冬コートで自宅の収納がいっぱいになることもないし、片付けに悩む人には嬉しいですね!
次の冬も、お気に入りの冬コートを着て過ごせますように☆
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