ここでは、酸素系漂白剤を使って洗濯機のカビ取りをする方法を、紹介しています。
洗濯機のカビ取り専用の洗剤を買ってきて、説明書通りに使っているのに
あまりカビや汚れが浮いてこない。
あれ?うちの洗濯機はカビてないの?と思ったら
シーツを洗濯した時に、ペラペラわかめみたいなカビがついてくる。
やっぱり洗濯機はカビてるはず!
もう買い替えた方が良い?
いえいえ、酸素系漂白剤を使えば、洗濯機のカビは
怖いくらいゴッソリ取れるんです!
縦型洗濯機残り湯ポンプ掃除方法【付属タイプ】風呂水ポンプの洗い方
もくじ
酸素系漂白剤での洗濯機のカビ取りで用意するもの
酸素系漂白剤での洗濯機のカビ取りには、粉末の酸素系漂白剤を使います。
どこのメーカーでもOKですが、液体の酸素系漂白剤は使えません!
それと700g以上入ったものが良いです。
↓これは1kg入り。
それと、浮いてきたカビや汚れをすくう網。
100均のネットでも全然OKです!
酸素系漂白剤は、10L(リットル)につき、100g~150gを目安に使います。
で、あなたの洗濯機には、酸素系漂白剤をどのくらい使うのか、表にしてみました。
L(リットル) | 酸素系漂白剤の量(g) |
45L | 450~675g |
50L | 500~750g |
65L | 650~975g |
70L | 700~1050g |
75L | 750~1125g |
シャボン玉石けんの酸素系漂白剤は
一袋750gなので、満水で45Lから70Lの洗濯機を使っているなら
グラムを量らなくても、一袋全部使ってしまってOKです!
私は面倒なので、全部使ってしまいます。(;´∀`)
では次で、酸素系漂白剤を使ったカビ取り方法を詳しく解説します!
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酸素系漂白剤の洗濯機のカビ取り方法
①洗濯機備え付けのゴミ取りネットを外す。
②理想は40℃~50℃のお湯を高水位まで入れる。(残り湯も使ってOK)
夏なら暖かくなってる水道水でOKなので、30℃くらいでも良いと思いますが、効果が高いのは40℃~50℃です。
③酸素系漂白剤を入れる。
④「すすぎ」と「脱水」機能を切ってから、洗濯槽を回す。(5~6分)
※酸素系漂白剤を入れてから数時間は、洗濯槽を回したり、つけ置きしたりしたいので
必ず排水されないように「すすぎ」や「脱水」機能は切っておいて下さい!
「洗い」コースのみでカビを浮かせます。
5~6分「洗い」で運転し、浮いてきたカビを網ですくい取る。
【↓閲覧注意↓】
↑お・・・恐ろしい量のカビと汚れです(我が家の洗濯機です。恥)
⑤2時間以上、できれば4時間位はつけ置きする。
⑥洗濯機の中に浮いているカビを網ですくう。
⑦洗濯機に「洗濯槽洗浄コース」があればスイッチオン。
時々網で浮いてくるカビをすくう。
半年以上洗濯機のカビ取りをしていない場合は
おそらく「洗濯槽洗浄コース」を1回運転しただけでは
カビを取り切れないと思うので、様子を見ながら何回か繰り返します。
洗濯機のカビ取りは、2ヶ月に1回した方が良いらしいのですが
モノグサな私には難しいなぁ。
とにかく怖いくらいカビが取れるので、貴方もぜひ試してみて下さい!!!
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そもそも酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)って何?
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)の特徴をまとめると
酸素系漂白剤は
- 粉末タイプと液体タイプがある
- 粉末の水溶液はpH10~11の弱アルカリ性
- 液体の酸素系漂白剤は弱酸性
酸素系漂白剤は
粉末のものはアルカリ性で
液体のものは酸性なんです!!!
粉末の酸素系漂白剤の性質
粉末の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は水に溶けて
炭酸ソーダと過酸化水素になります。
この時発泡もするので、汚れを浮き上がらせる効果もあります。
アルカリ性なので油汚れを緩める効果があり、襟の汚れ落としの前のつけ置きにピッタリ。
※金属製のファスナーが付いた服には使わないでください。
液体の酸素系漂白剤の性質
液体の酸素系漂白剤は、酸性で
主成分は過酸化水素。←これは粉末の酸素系漂白剤と同じ。
基本的につけ置き洗濯では使わず、洗濯機で洗剤と一緒に使います。
汚れへの漂白してくれるのは、消毒液のオキシドールと同じ成分ということですが
色柄物にも安心して使えるようになっています。
※金属製のファスナーが付いた服には使わないでください。
なぜ粉末はアルカリ性で液体は酸性なの???
酸素系漂白剤って、粉末か液体か、使い勝手で分けるものだと思っていたら(そうなんだけど)
そもそも、粉末はアルカリ性で、液体は酸性ってどういうこと?って思いますよね!
先ほども書きましたが
粉末の酸素系漂白剤は、本名:過炭酸ナトリウムと申しまして・・・
水に入れると、炭酸ソーダと過酸化水素に別れます。
つまり、表にすると
粉末の酸素系漂白剤の主成分 | 液体の酸素系漂白剤の主成分 |
過酸化水素(酸性) | 過酸化水素(酸性) |
炭酸ソーダ(アルカリ性) |
というように、液体の酸素系漂白剤には、アルカリ性の炭酸ソーダが入っていないのです。
だから、液体の酸素系漂白剤は酸性なんですね。
汚れ落ちは粉末の方が、効果が強いと感じますが
それは炭酸ソーダのアルカリのおかげなのでしょうね。
逆に、液体の酸素系漂白剤は弱酸性なので
弱酸性の動物性繊維(シルク・羊毛など)に使えるという利点があります。
酸性とアルカリ性を理解すると、お掃除の幅も広がります~
※ちなみに、過酸化水素が酸性で、炭酸ソーダがアルカリ性なら、中和して中世になるんじゃないの?って思うかもしれませんが、炭酸ソーダは強者のアルカリ野郎で、過酸化水素やおしとやかな酸性ちゃんなので、勝負はアルカリの勝ちって覚えておいてください。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)がなぜオススメなのか
漂白したり汚れを浮き上がらせたりと働いた後の酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)は
酸素と水と炭酸ソーダとなり、そのまま排水しても環境にわりと優しいです。
(無害とは言えません)
塩素系より、優しいといえます。
なにより、使う時に「嫌な臭い」がないのが最高に良い!
そして洗濯槽クリーナーとして売られている他の洗剤よりも、
洗濯機のカビ取り効果がダントツで、ピカイチで、スゴイんです!(私調べ)
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)のオススメ理由をまとめると
- 環境負荷が少ない。
- 臭いが気にならなくて楽。
- 洗濯槽のカビ取り効果が高い!
とりあえず、洗濯機のカビ取りをするときは
粉末の酸素系漂白剤を買ってくるって覚えてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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