『昭和天皇物語』1巻(第2話)あらすじ&ネタバレと感想☆「少年と軍神」乃木希典登場回です!

      2017/12/12

なんとなくしか知らなかった昭和天皇。

フィクションが含まれていることも理解しつつ、やっぱり興味がある能條純一さんの描く『昭和天皇物語』は武田鉄矢さんからも大絶賛されてましたね。

ここでは『昭和天皇物語』第2話のあらすじ&ネタバレと超個人的な感想をまとめていきます!

『昭和天皇物語』1巻(第3話)あらすじ&ネタバレと感想☆「タカとボタン」東郷平八郎登場!

『昭和天皇物語』1巻(第1話)あらすじ&ネタバレと感想☆「森の皇子」教育係足立タカ

スポンサーリンク

『昭和天皇物語』1巻(第2話)「少年と軍神」登場人物

嘉仁(よしひと)殿下・・・後の大正天皇

迪宮(みちのみや)・・・大正天皇の長男、迪宮裕仁(みちのみや ひろひと)第124代昭和天皇

淳宮(あつのみや)・・・大正天皇の次男、淳宮雍仁(あつのみや やすひと)、秩父宮

光宮(てるのみや)・・・大正天皇の三男、光宮宣仁(てるのみや のぶひと)親王、高松宮

明治天皇・・・迪宮(みちのみや)の祖父・第122代天皇

足立タカ・・・皇孫の教育係

乃木希典(のぎまれすけ)・・・日露戦争で活躍した世界でも賞賛される将軍

スポンサーリンク

『昭和天皇物語』1巻(第2話)「少年と軍神」あらすじ&ネタバレ

 

明治天皇から信頼が厚い乃木希典(のぎまれすけ)は、日露戦争で二人の息子を亡くした。

しかし何千者多くの若い兵を失ったことに責任を感じ、腹を切ろうと思っていた。

 

明治天皇はそんな乃木に、腹を切ることは許さず、学習院の院長に命じた。

天皇の孫・迪宮(みちのみや)が学習院の初等科に入学するタイミングで、乃木に教育を託したかったのだろう。

 

足立タカと従者に連れられて、迪宮(みちのみや)と淳宮(あつのみや)が学習院の門をくぐる。

タカと従者とは、門のところでお別れだ。

 

普通のクラスは30人編成だが、迪宮のクラスは12人。

クラスメイトは皇族や華族ばかりだ。

 

学習院の院長になった乃木から生徒に質問があった。

それは「尊敬する人はだれか」というもの。

 

皆は「尊敬する人は、今上天皇でございます!」と答えていたが、迪宮は

「私はおじじさまのことはよくわかりません。義経公を尊敬しております!」

と答えてしまった。

 

迪宮は父や祖父と触れ合うときなど殆ど無い。

しかしタカが良く話してくれる義経公のことを尊敬しているのは、自然なことではあるのだが・・・

乃木は迪宮の送り迎えにタカが同行するのを禁止することにした。

なぜタカが同行してはいけないのか、と尋ねる迪宮に乃木はこう答えた。

陛下は誰よりもこの日本国、国民の幸せを、迪宮様のご成長を祈っているお方です!
陛下の御心を誰よりも誰よりも、迪宮様がお察しくださいませ!!

 

更に乃木は相撲で迪宮を投げ、悔しかったら強くなること、何度でも立ち上がる鋼のような強い心を持つことを説いた。

乃木の務めは、将来この国を背負う迪宮を、陛下のように強くすることだったのだ。

 

それから数年後・・・

明治45年の7月30日

明治天皇が崩御された。

 

一般の人の葬式に当たる明治天皇の大喪の日の前々日のこと。

乃木希典が皇太子殿下となった迪宮に、1冊の本を渡しに来た。

その本は、江戸時代の儒学者・山鹿素行(やまがそこう)が書いた歴史書「中朝事実」。

本の中には、乃木が重要だと考える部分に赤線が引かれており、成長した暁に再び手にとって欲しいと言う。

 

正装している乃木を見て迪宮は悟った。

「院長閣下、もしどこかでおじじ様とお会いされたら、お伝え下さい。
迪宮は強くなると、おじじ様のように!」

 

大正元年(1912年)9月13日、明治天皇、大喪。

同日の午後8時、乃木希典は自らの命を絶ったのだった。

 

明治が終わり、時代は大正へと進む。

 

スポンサーリンク

『昭和天皇物語』1巻(第2話)「少年と軍神」感想!

乃木希典さん、軍人としても、明治天皇崩御の後に自刃したことでも世界的に有名な人だそうです。

今では時が経ちすぎて「有名な人」かどうか微妙ですが・・・

 

日本人的に好感持たれるポイントは、戦争で多くの若い兵の命を失った時、申し訳なくて切腹しようとしたところとか

「うちの子たちは助かってよかった」じゃなくて、「これで世間に申し訳が立つ」と言ったこととか

小学生の迪宮殿下(昭和天皇)に、雨の日も嵐の日も御所から歩いて登校させたこととか・・・

 

乃木さんは江戸時代生まれだったことや、そもそも古来からの武士道が好きだったみたいで、近代的な考え方の人たちからは批判されたみたいです。

でも古い女性蔑視や、天皇家の歴史を崇拝しすぎるところを除けば、多くの人に尊敬される君子だったんじゃないでしょうか。

 

乃木さんから迪宮殿下に「中朝事実」がプレゼントされたのは本当みたいですが、「おじじ様に合ったら・・・」と言ったわけではなく、「何処かへ行かれるのですか?」と尋ねただけだったぽいです。

 

あと、これも私の個人的意見ですが、まるで主君の後を追った忠義の自刃のように思った人も多かったでしょうが、日露戦争後に「自分の人生終わりにしよう。」と思っていたんだから、「陛下から命じられた仕事が終わったから、やっと終わりにできる。」っていうことだと感じました。

 

調べてみて、受け入れられないなーって思ったのは、乃木さんの自刃の時、奥さんも一緒だったこと。

奥さんは、どんな気持ちだったんでしょう?

 

乃木希典さん辞世の句

「神あがりあがりましぬる大君のみあとはるかにをろがみまつる」
うつ志世を神去りましゝ大君乃みあと志たひて我はゆくなり」

妻の静子さんの辞世の句
「出でましてかへります日のなしときくけふの御幸に逢ふぞかなしき」

乃木さん、本当に明治天皇を神だと思っていたんでしょうか?

戦争に疲れたのか、理解することは出来ませんが、乃木希典さんは昭和天皇の人格形成にものすごく影響した人物だったということです。

 

そして国民から、世界から慕われた乃木夫妻の葬儀には、自主的に国民や外国の人まで参列し、各地に「乃木神社」まで建立!

乃木さん人気ハンパないっす!

この機会に乃木希典さんについて知りたい人はこちら⇩

↑乃木さん肯定派の人にオススメの本です。このタイプの本は、図書館を探せばありそうですよね♪

第3話へ続く…

『昭和天皇物語』1巻(第3話)あらすじ&ネタバレと感想☆「タカとボタン」東郷平八郎登場!

『昭和天皇物語』1巻(第1話)あらすじ&ネタバレと感想☆「森の皇子」教育係足立タカ

 - コミックネタバレ, 漫画『昭和天皇物語』