彼女がその名を知らない鳥たちのあらすじ&結末ネタバレ!犯人は誰?原作を読んでの感想含みます

      2017/10/18

2017年10月28日公開予定の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の原作小説のあらすじ&ネタバレを紹介します。

ネタバレ部分は、結末を本当に知りたい方だけどうぞ!

 

確かに共感度0%で不快度100%。

そして読んでいた数日間、違う世界に連れて行かれたようでした…。

 

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『彼女がその名を知らない鳥たち』のあらすじ&ネタバレ

沼田まほかるさん著の『彼女が名前を知らない鳥たち』。

56歳で作家デビューした沼田まほかるさんは、僧侶でもあり、離婚、倒産など、数々の人生経験を積んだ人です。

人生経験が豊富だから書けるのか、何なのか?

この『彼女が名前を知らない鳥たち』は、湊かなえさんの『リバース』と違って、最初からずっと嫌な感じです!!!

 

では、あらすじ&ネタバレいってみましょー♪

 

あらすじ

今日、3本目のDVDを観終わって、現実に戻された十和子。

十和子はまた、レンタルショップに行って、適当にDVDを借りる。

今からスーパーに行く気になれなくて、夕飯の買い出しにも行かない。

お腹が空いたので、中華料理店で、少し食べて行く。

堕落した生活を続ける十和子。

十和子には、忘れられない男がいた。

その男は、黒崎といった。
もう別れて8年になるのに、思い出すのは黒崎のことばかり。

黒崎は素敵な男だった。

黒崎は、十和子に色々な物を買ってくれた。

それらの物も、もう手元にはない。

 

今、十和子が一緒に暮らしている男は陣治

陣治は、最低だ。

背は低く、肌の色は黒い。
不細工で、ヘビースモーカーだ。
仕事の愚痴ばかりで会話はつまらないし、ストーカーのように十和子に電話をかけてくる。

陣治はマッサージがうまい。
他のことは全て不器用なのに、マッサージだけは上手いのだ。

仕事から帰った陣治は、家事をしない十和子に代わって夕飯を作り、十和子をマッサージしてやる。

十和子の棲む部屋は、陣治のマンションだ。
入籍はしていない。
恋人のような関係、でもない。

陣治は十和子の職場に出入りする建設会社の社員だった。

陣治はストーカーのように十和子に付きまとい、いつしか十和子も陣治の存在を受け入れるようになった。

 

陣治は大手建設会社の社員だったが、十和子に愚痴ばかり言い、そのうち辞めると言い続けて実行しないので、十和子が別れをチラつかせて辞めさせたのだ。

今の陣治は小さな建設会社の社員だ。

十和子は腕時計の、修理を頼んでいたデパートに電話した。
既に製造が終わった商品で、メーカー側も部品の在庫がなく修理はできないらしい。

デパート側は代替商品でどうかと言うが、十和子は納得しない。

 

十和子は完全に、”質の悪いクレーマー”だ。

 

それでも担当の水島という男が、代わりの腕時計を持って、十和子の家まで来るという。

 

十和子は水島の顔を想像した。

十和子の想像の中の水島は、なぜか昔付き合っていた黒崎の顔になっていた。

 

水島が代わりの腕時計を持参したが、十和子は気に入らないと理由をつけ、泣いて取り乱す。

仕方なく、水島は引き下がり、後日また永遠この前に現れた。

 

今度は水島の独断で、十和子の壊れた腕時計と似たデザインのものを、他のデパートで買ってきたと言う。

しかも水島の自腹で。

 

十和子は半額支払うと申し出るが、水島は独断でやったことだからと断る。

 

また泣いて取り乱す十和子に、水島はキスをした。

デパートに勤める水島は、会話も豊富で、物腰は柔らかく、きれいな顔をしている。
そして既婚者だ。

 

十和子は水島と不倫関係になった。

 

十和子には姉がいた。名前は美鈴

美鈴は仕事のできる夫と、二人の子供に囲まれて、まるで理想の家庭を持っているよう。

そして美鈴が言うことはいつも正論だ。

美鈴は正しい。

だから十和子は美鈴といると劣等感に苛まれ、楽しいと思ったことはない。

 

 

十和子はろくに家事もせず、陣治の給料で暮らしている。

でも陣治のことを最低な男だと思っている。

美鈴は、十和子が陣治に感謝していないことをいつも責めるのだ。

 

十和子は別れた黒崎に重ねるように、水島と関係を持ち続けた。

 

ある日、水島とホテルを出た時、道の向こうに陣治がいるのが見えた。

もしかして陣治は十和子を尾行していたのか…。

 

十和子が陣治の行動に疑問を持ち始めた頃、刑事が黒崎について聞き込みに来た。

 

黒崎は5年前から行方不明になっているという。

十和子が黒崎と別れたのは8年前だから、行方不明と聞いて、十和子は戸惑いを隠せなかった。

 

その後も十和子は、陣治が水島に危害を加えるのではないかと妄想するようになり、黒崎の行方不明に陣治が関わっているのではないかと思い始める。

 

いつだったか、陣治が洗面所で血の付いた服を洗っていた。

あれは5年前のことだったのではないか?

 

やがて、陣治は告白する。

十和子をひどいやり方で捨てた黒崎を許せず、山に呼び出して殺して埋めたと。

 

十和子は水島も陣治の標的になるのではないかと心配になり、水島を呼び出した。

そこに陣治が現れ…

 

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ネタバレ!どうしても気になる人だけどうぞ!

ここでは、『彼女が名前を知らない鳥たち』のストーリーの中で、重要ポイントをネタバレしちゃいます。

知りたくない人はスルーしちゃって下さい!!!

 

 

まず、黒崎について。

黒崎は、5年前に亡くなっています。

ナイフでめった刺しにされて、工事現場に埋められました。

刺した犯人は十和子で、埋めた犯人は陣治。

 

8年前、黒崎が自分の出世のために、十和子を國枝という男に売り続けて、最終的に十和子が必要なくなると、ボロ雑巾以下の扱いで捨てました。

別れたくないと嫌がる十和子を、車から引きずり下ろし、暴行を加えて大怪我させた上に路上に捨てて行ったのです。

 

それから3年後、黒崎は再び十和子に連絡を取り、もう一度國枝と関係を持ってくれないかと頼みます。

十和子は黒崎の申し出を受けてしまうのですが、衝動的に黒崎をナイフで滅多刺しにしてしまいます。

その後どうして良いのかわからなくなった十和子は、陣治に助けを求め、陣治が黒崎の遺体を工事現場に埋めてくれたのでした。

 

十和子の記憶には、昔の黒崎しかいません。

 

 

水島は奥さんが妻子がいることを隠さずに、十和子と不倫しています。

そこは、十和子もわかってて付き合ってるのですが・・・

水島は、十和子が約3万円で買ったの腕時計の代替品を持ってきました。

同じような値段で、同じようなデザインで、クレーマー十和子を鎮めるために、自社ではなくよそのデパートで、しかも自腹で買ってきてくれた腕時計。

 

十和子は「水島さん、なぜそこまで私のために?」とトキメクのですが、ホントのところ、3,000円の腕時計だったっていうのが十和子にバレます。

3,000円って、安過ぎでしょ。

 

そして水島は離婚する予定だと言って、十和子との関係を続けていたのです。

ま、ゲス男ですね

 

お姉さんの美鈴は、リア充奥さんで登場しましたが、物語が進むと、旦那さんが家を出ていっちゃって、子供に「お父さん、次はいつ来るの?」なんて聞かれます。

子供って酷い。

なぜ美鈴の夫婦関係が壊れたのかは不明です。

 

 

最後、十和子は水島がくれた時計の値段を知ってしまい、水島の体験談として聞いていたことが旅行本(写真集?)に書かれていた内容と同じだと知り、裏切られていたことを知ります。

十和子はナイフを用意して、黒崎と同じように自分を欺く水島を呼び出します。

そこに陣治が現れ、十和子の2度目の犯行をやめさせます。

 

十和子は全てを思い出しました。

黒崎をやったのは、私だ。

 

陣治は十和子への無償の愛を告白し、十和子が思い出したものを持っていってやると言います。

十和子にマトモな男を見つけて幸せになれ、と。

そしたら自分は十和子の子供として生まれてくる。だから、こうするんだ。

と言って、陣治は柵を飛び越え、崖の下へと消えていきました。

 

 

そんな終わり方、想像できなかったー!

イヤミスの最高峰、『彼女が名前を知らない鳥たち』のネタバレでした。

 

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